箱崎ジャンクション

東京都中央区にある、首都高速道路のジャンクション

箱崎ジャンクション(はこざきジャンクション)は、東京都中央区にある、首都高速道路ジャンクションである。

箱崎ジャンクション
箱崎JCT航空写真 地図
所属路線 首都高速6号向島線
起点からの距離 0.8 km(江戸橋JCT起点)
◄江戸橋JCT (0.8 km)
(1.3 km) 両国JCT
所属路線 首都高速9号深川線
起点からの距離 0.0 km(箱崎JCT起点)
(1.3 km) 福住出入口
供用開始日 1980年昭和55年)2月5日
所在地 103-0015
東京都中央区日本橋箱崎町42
北緯35度40分53.3秒 東経139度47分11.3秒 / 北緯35.681472度 東経139.786472度 / 35.681472; 139.786472座標: 北緯35度40分53.3秒 東経139度47分11.3秒 / 北緯35.681472度 東経139.786472度 / 35.681472; 139.786472
備考 箱崎出入口浜町出入口清洲橋出口箱崎PA併設
テンプレートを表示
下から見上げた箱崎ジャンクション
箱崎ジャンクション(首都高速6号向島線上り)
箱崎ロータリーの信号

概要 編集

首都高速6号向島線から首都高速9号深川線が分岐するジャンクションであり、都心環状線から6号向島線が分岐する江戸橋JCTと、6号向島線から7号小松川線が分岐する両国JCTの間に位置しており、6号向島線・7号小松川線・9号深川線の3放射線の車両の流れが一極に集中する首都高屈指の要衝であり、渋滞の名所としても知られる。なお、9号線から6号線上り方向への分岐標識は、江戸橋JCTが近いため、都心環状線を示す「C1」の表示がされている。

6号向島線の両方向から2車線のランプで9号深川線を分岐しているが、下り線は江戸橋JCT→箱崎JCTの4車線(左側2車線が都心環状線内回りから、右側2車線が都心環状線外回りから分岐)のうち最も左側と最も右側の車線が9号深川線へ分岐する構造となっている。以前は左側から9号深川線への分岐はなく、左側2車線が6号向島線方面、右側2車線が9号深川線方面であったため、都心環状線内回りから9号深川線に向かうためには最大で2レーン分の車線変更が必要であった。この織り込み交通による渋滞を解消するため、1994年(平成6年) - 1998年(平成10年)に箱崎ジャンクション改良事業が行われ、左からの分岐路が追加設置された[1]

ジャンクションの下層部は右回り一方通行箱崎ロータリーとなっており、東端のロータリー上に箱崎PAがあり、西端から箱崎出入口が、東端から浜町出入口清洲橋出口が分岐・合流し、ロータリーを介して6号向島線、9号深川線の両方に接続する特殊な構造となっている。なお、箱崎ロータリーは「箱崎出入口、浜町出入口、清洲橋出口、箱崎PAを集約して本線と接続する」ために設置されており、単に6号向島線、9号深川線の本線を走行するだけなら箱崎ロータリーに進入する必要はない。

一般道も含めると四層構造となっており、その巨大さをもって建設当時から「化け物インター」と呼ばれていた[2]

連絡している路線 編集

併設 編集

編集

  首都高速6号向島線
江戸橋JCT - 箱崎JCT/(601,602)箱崎出入口/(604)浜町出入口/(603)清洲橋出口/箱崎PA - 両国JCT - (605)駒形出入口
  首都高速9号深川線
箱崎JCT/(601,602)箱崎出入口/(604)浜町出入口/(603)清洲橋出口/箱崎PA - (902)福住出入口

脚注 編集

  1. ^ 平成13年度 21世紀「人と建設技術」賞 箱崎ジャンクション改良事業” (PDF). 全日本建設技術協会. 2015年10月22日閲覧。
  2. ^ 渋滞は必至 化け物インター 空港用ビルも併設『朝日新聞』1970年(昭和45年)11月10日朝刊 12版 22面

関連項目 編集

外部リンク 編集