篠原清興

明治時代中期の浮世絵師

篠原 清興(しのはら きよおき、生没年不詳)は、明治時代中期の浮世絵師

来歴 編集

小林清親の門人。真斎と号す。父は織物協会に勤める。[1]明治の中頃に作画しており、明治30年(1897年)のころ没したといわれる。日清戦争に関する戦争絵などを多少見かけるのみである。

作品 編集

  • 「旅順口月下之攻撃」 大錦3枚続 明治27年(1894年) 大英図書館所蔵 松永作次郎
  • 「靖国神社大祭之図」 大錦3枚続 明治28年(1895年) 真斎清興の落款
  • 「日本銀行落成之図」 大錦3枚続 明治29年(1896年) 江戸東京博物館所蔵

出典 編集

  1. ^ 『原色浮世絵大百科事典』第2巻、24頁。

参考文献 編集

関連項目 編集