紀元前375年(きげんぜん375ねん)は、ローマ暦の年である。

世紀 前5世紀 - 前4世紀 - 前3世紀
十年紀 前390年代 前380年代
前370年代
前360年代 前350年代
前378年 前377年 前376年
紀元前375年
前374年 前373年 前372年

当時は、「執政武官執政官もいない最初の年」として知られていた(もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元379年)。紀年法として西暦(キリスト紀元)がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前375年と表記されるのが一般的となった。

他の紀年法 編集

できごと 編集

ギリシア 編集

  • テーバイの将軍ペロピダスが、300人の精鋭歩兵部隊神聖隊の指揮者となる。
  • ボイオーティアオルコメノスにいたスパルタの部隊がロクリスへの遠征に赴くことを知ったペロピダスは、神聖隊と小規模な騎兵隊を率いて、無防備となったオルコメノスを奪取しようとした。しかし、テーバイ勢が町に近づくと、既に相当の兵力がスパルタ本国からオルコメノスへ増派されていることが分かってきた。ペロピダスは退却を決めたが、テギュラ (Tegyra) まで撤退したところで、ロクリスから戻ってきたスパルタ軍本隊と遭遇した。こうして勃発したテギュラの戦い (Battle of Tegyra) において、テーバイ勢は、人数で勝っていたスパルタ勢を敗走させた。

中国 編集

誕生 編集

死去 編集

脚注 編集

注釈

出典

関連項目 編集