細川正氏

南北朝時代の守護大名。室町幕府 阿波守護。細川氏6代(没落)。子に細川経氏-細川泰経-細川仲泰-細川泰寛、細川頼氏

細川 正氏(ほそかわ まさうじ)は、南北朝時代守護大名阿波国守護細川氏6代当主。

 
細川 正氏
時代 南北朝時代
生誕 不詳
死没 不詳
改名 晴氏?(初名)?→正氏
幕府 室町幕府 阿波守護
主君 足利尊氏義詮義満
氏族 細川氏
父母 父:細川清氏
兄弟 仁木頼夏正氏
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生涯 編集

細川清氏の子として誕生。

北朝・足利幕府の重鎮であった父の政争により、正平17年/貞治元年(1362年)に父と共に南朝に降った。7月に讃岐国へ移った清氏勢を、幕府の命を受けた同族の細川頼之が追討してきたため、清氏は白峰城に籠ったがこの戦いで敗死した。 正氏は父の死後も南朝方として、幕府と北朝に抗戦した。一方で頼之が幕府内の政争により追討されると、幕府は正氏を阿波守として、四国へ逃れた頼之を追討させた。しかし、頼之により阿波に送り込まれた細川義之に諸衆は従い、正氏は山間部を支配するのがやっとであったと伝わる。

以降、細川氏の主流は頼之の系統に移った。

脚注 編集

出典 編集