細谷 恒夫(ほそや つねお、1904年7月6日 - 1970年8月17日)は、日本の教育哲学者東北大学名誉教授ディルタイフッサールを研究。

来歴 編集

山形県出身。旧制山形高校を経て、東京帝国大学文学部卒。広島高等学校(旧制)教授東北帝国大学助教授、1943年教授。東北大学教授、67年定年退官、名誉教授、山形大学長。

著書 編集

  • 『ディルタイ ナートルプ 大教育家文庫』岩波書店 1936 
  • 『認識現象学序説』岩波書店 1936 
  • 世論と教育』民主教育協会 1956 IDE教育選書
  • 『教育の哲学 人間形成の基礎理論』創文社 1962

編著 編集

  • 『教師の社会的地位』有斐閣 1956。復刻・大空社 1998
  • 『哲学史要説』文理図書出版社 1958-60

翻訳 編集

  • ナトルプ『フッセルの「純粋現象学考案」』岩波書店 1932 
  • フッサール『ヨーロッパの学問の危機と先験的現象学』 中央公論社世界の名著」1973、新版中公バックス
    • 『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』 木田元共訳、中央公論社 1974、中公文庫 1995

参考 編集

  • デジタル版日本人名大事典:[1]
先代
篠崎平馬
山形大学学長
1967年 - 1970年
次代
廣根徳太郎