続々サラリーマン出世太閤記

続々サラリーマン出世太閤記』(ぞくぞくサラリーマンしゅっせたいこうき)は、1958年9月16日東宝系で公開された日本映画。モノクロ。東宝スコープ

続々サラリーマン出世太閤記
監督 筧正典
脚本 笠原良三
製作 安達英三郎
出演者 小林桂樹
加東大介
団令子
扇千景
東野英治郎
音楽 松井八郎
撮影 鈴木斌
編集 岩下広一
配給 東宝
上映時間 92分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 続サラリーマン出世太閤記
次作 サラリーマン出世太閤記 課長一番槍
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概要 編集

シリーズ第3作。依然としてモノクロであるが、初のシネスコ作品。そして本作より、1年1作の体制となる。

本作では、主人公・木下秀吉が「日本自動車」のセールスマンになり、商売敵のセールスマンに邪魔されたり、好意を寄せていた・千枝子が橘と婚約するとご難続きながらも、最後は「東亜観光」の毛利社長と契約を成功させ、本社の宣伝係長に栄転するまでを描く。

助演は現・政治家の扇千景や、後に『社長シリーズ』でも共演する東野英治郎。なお毛利社長の娘・未知子を演じる朝比奈愛子とは、雪村いづみの実妹である。

なお本作をもって、白川由美演じる千枝子と宝田明演じる前田秘書はシリーズから離れた。

スタッフ 編集

出演者 編集

エピソード 編集

本作では、失敗続きの秀吉が後半心機一転のために丸刈りになるシーンがあるが、これは同時期上映された小林主演作『裸の大将』(監督:堀川弘通)で、小林が山下清の役を演じるため丸刈りにする必要があったため「ただではもったいない」と、断髪シーンとして追加したものだった。

同時上映 編集

ドジを踏むな

参考文献 編集

「演技者 小林桂樹の全仕事」(ワイズ出版) 397頁 1996年