綱敷天満神社 (今治市)

愛媛県今治市桜井6丁目2-1にある神社

綱敷天満神社(つなしきてんまんじんじゃ)は、愛媛県今治市に鎮座する神社

綱敷天満神社
所在地 愛媛県今治市桜井6丁目2-1
位置 北緯34度01分09秒 東経133度02分36秒 / 北緯34.01917度 東経133.04333度 / 34.01917; 133.04333座標: 北緯34度01分09秒 東経133度02分36秒 / 北緯34.01917度 東経133.04333度 / 34.01917; 133.04333
主祭神 菅原道真
社格 県社
本殿の様式 入母屋造
例祭 5月5日
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祭神 編集

歴史 編集

 
東の鳥居(海側)

菅原道真が大宰府へ左遷される途中、燧灘の壬生川沖で嵐に遭ったが、現宮司の祖先である広川修善と里人に助けられて志島東端に漂着した。急なことで敷物が無く、漁網を敷いて敷物の代わりとしたことから「綱敷」の社名が付いたとされる。鮮魚を里人に献上されるなどの厚意に感じた道真は梶柄に自像を刻み「私は菅原道真である。もし私が無事帰洛できたなら、この像を証拠としてを訪ねなさい。私が配地で没したと耳にしたなら、この像を素波神(そばがみ)と称し祀るように」と述べた。

道真は大宰府にて没し、素波神は当地南端の祠に祀られることとなった。時は下って享保5年(1720年)6月、伊予松山藩主松平定英の命により、現在地に社殿が築かれた。

境内 編集

 
本殿拝殿
  • 4基の石の鳥居:東西南北の入口に立つ。
  • 本殿拝殿
  • 絵馬堂
  • 筆塚
  • 境内社
    • 厳島神社
    • 荒神社・須賀神社
    • 風呂神社・事代主神社・桜川神社(桜井開祖の神)
    • 曾波神社(祠)
    • 住吉神社(祠)
 
志島ヶ原
  • 名勝 志島ヶ原:当社が鎮座する松原で、燧灘に面し、広さ約11万平方メートルに約三千本のアカマツクロマツが広がっていて、昭和16年(1941年)2月21日に国の名勝に指定され[1]、後に松原百景に指定された。
 
梅園
  • 梅林
  • 句碑:つる女「帰りたし薄紅梅の咲くころに」、杏史「斎庭の梅もほころび道真忌」、道子「白梅のことに輝く日和かな」が一つの大きな石に記されていて、梅園の中にある。

主な祭り 編集

周辺 編集

 
志島海水浴場(東側の海岸)

交通アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ 現地看板より

関連項目 編集

外部リンク 編集