美女たちのおしゃべり(びじょたちのおしゃべり、미녀들의 수다)は、KBS(韓国放送公社)第2テレビで放送されていた公開視聴者参加型トークバラエティ番組である。2010年4月で終了、フォーマットを変更して5月からKBS1で快適韓国美秀多で放送中。

概要 編集

美女たちのおしゃべり KBS(韓国放送公社)第2テレビで放送中の公開視聴者参加型トークバラエティ番組である。韓国在住の外国人美女を集めて、韓国の男性芸能人とトークする。外国人女性 16人が出演してアンケートを通じて各国の文化と韓国に対して話すプログラム。

韓国卑下が論乱 編集

2009年8月、番組に出演中のドイツ人ヴェラ・ホーライターが、ドイツで出版した『ソウルの眠れない夜(元題:Schlaflos in Seoul: Korea für ein Jahr)』という本に、「韓国の女性は狂的に流行を追う」「菜食主義に対する配慮がない」「理解不能な状況が毎日起きる」「番組はやらせ、台本通りの進行」「韓国に暮らしていても韓国と韓国人を必ず愛する必要はない」など、韓国に対する所見を綴ったところ、ドイツ留学中の韓国人がこの本を読んで恣意的に韓国を卑下していると指摘したことがネット上に広まり、ヴェラへの非難が殺到している。

一方、「正直な感想を批判すべきではない」「ムカつくが、うなずける内容も多い」「これが韓国の自画像」などとする冷静なコメントも多くみられる。あるブロガーは「理解不能なことが毎日どこかで起きる国、恐ろしい地下鉄も事実、肌色で人を差別するのも韓国人であるのでは」と問いかけ、「彼女が書いた本の内容はすぐ明らかになる。大半の指摘が間違っていないので問題にならない」と肯定的な見方を示した。さらに、韓国の様々な問題点を辛辣に批判し「ニュージーランド出身の出演者キャサリンがインタビューで韓国の歪んだ教育熱などを批判し出演停止となった。グローバルトークショーが何故韓国的な内容で、韓国人の気に入る内容でなければならないのか疑問に思う」と述べ、「ヴェラがドイツ人であるからまだいい。日本人あるいは中国人だったらわれわれの反応がどうだったか考えてみよう。そしたら、私たちがどれだけ肌色や国籍で人を差別しているか分かるはず」と、厳しい見解を綴っている。 [1]

Loser(敗者)発言 編集

11月9日の放送で、ゲストとして出演したH大学の韓国人女子大生イさんが、背の低い男性と交際することができるかという質問に「背が低いのは嫌。外見が経済力となる時代に、背が低い男性は루저(Loser)だと思う。180cmはあってほしい」と述べた。

この発言が放送されるやネット上では“Loser”波紋が広がり、発言者イさんに対しても非難の声が相次いだ。また、イさんのブログやイさんが通う大学の掲示板にも批判するコメントが続き、ネットユーザーらはイさんの過去写真や経歴までも探し出して公開している。

この件に関しイさんはブログを通し解明文を掲載したが、すぐにブログを閉鎖した。また12日には大学の掲示板に同窓生を対象とした解明文を掲載している。製作陣が謝ったが世論が悪くなって, KBSはPDを含んだ製作陣入れ替えを決めた。 [2] 12月9日、放送通信審議委員会(以下・放通委)から'放送番組の関係者の懲戒処分'を議決した。 [3]

メンバー紹介 編集

太字は通称。

アジア 編集

アフリカ 編集

ヨーロッパ 編集

北アメリカ 編集

南アメリカ 編集

  •   ブラジル
    • ジゼル(Gisele Luna Araujo E Silva)
    • フランシニ(Francini Louizi da Silva)
  •   コロンビア
    • タンティアナ(Tantiana Goyez)
    • マルガリタ(Margarita Araujo Martinez)※二卵性双子の中でお姉さん
    • アンジェラ(Angela Araujo Martinez)※二卵性双子の中で妹
    • ナタリア(Natalia Sanchez)
  •   エクアドル:ディアーナ(Diana Kwon)※父親は 韓国系、韓国名:権多姬(권다희)
  •   パラグアイ:アビガイル(Abigail Alderete)

オセアニア 編集

(特集)美男たちのおしゃべりで参加メンバー 編集

2007年秋夕 編集

2008年お正月 編集

※秋夕特集出演者は除外

2009年お夏特集のパネル 編集

外部リンク 編集

脚注 編集

  1. ^ 韓国は理解不能」、ドイツ人の韓国批判が論争に
  2. ^ ルーザー波紋『美女たちのおしゃべり』、制作陣入れ替え
  3. ^ 放通委「ルーザー」めぐる議論のKBS制作サイドに懲戒措置