膿胸(のうきょう、: pyothorax, empyema)は、胸腔内に膿性滲出液が貯留した状態。全身性の敗血症外傷などを原因とする。発熱、元気消失、胸痛などの症状を示し、一般に重篤。治療には穿胸術による膿の除去、胸腔洗浄を行い、適切な抗菌薬を投与する。また、症例に応じて対症療法を行う。

参考文献 編集

  • 日本獣医内科学アカデミー 編 『獣医内科学(小動物編)』 文永堂出版、2005年、ISBN 4-8300-3200-6

関連項目 編集