舎衛寺

岐阜県岐阜市にある真言宗御室派の寺院

舎衛寺(しゃえいじ)は岐阜県岐阜市城田寺にある真言宗御室派の寺院。船田合戦終焉の地の碑がある。

舎衛寺しゃえいじ
所在地 岐阜県岐阜市城田寺1821
位置 北緯35度27分50.7秒 東経136度45分11.6秒 / 北緯35.464083度 東経136.753222度 / 35.464083; 136.753222座標: 北緯35度27分50.7秒 東経136度45分11.6秒 / 北緯35.464083度 東経136.753222度 / 35.464083; 136.753222
山号 城田山
宗派 真言宗御室派
本尊 釈迦如来
創建年 天慶5年(942年)
別称 旗堕寺
文化財 県指定:木像釈迦如来坐像
市指定:絹本著色妙観察智弥陀像、舎衛寺縁起、両界念誦次第
法人番号 9200005000578 ウィキデータを編集
舎衛寺の位置(岐阜県内)
舎衛寺
舎衛寺
舎衛寺 (岐阜県)
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平安時代前期の天慶5年(942年)に天から舎衛国と書かれた旗が降り落ちてきたため、その奇瑞により寺を建立し舎衛寺と命名した。また、旗が堕ちてきたことに因み別名を旗堕寺と称した。所在地の地名である城田寺は旗堕寺の転訛したものである。本尊の釈迦如来坐像はそのころのもので、岐阜県指定の重要文化財となっている。保元元年(1156年)には後白河天皇の発願により阿弥陀如来と薬師如来が納められたと伝わる。戦国時代の明応4年(1495年)に起きた船田合戦で土岐成頼は当寺で出家し隠棲を余儀なくされた。また、その翌年に船田合戦の決戦である城田寺城の戦いで焼失して現在地に再建される。

文化財として上述の木像釈迦如来坐像の他に絹本著色妙観察智弥陀像、舎衛寺縁起及び両界念誦次第を岐阜市指定の文化財として所有している。

参考文献 編集