舛屋(ますや、生没年不詳)とは江戸時代の江戸にあった地本問屋である。
江戸の芝神明前において享保年間に地本問屋を営業している。寛政9年(1797年)刊行の『東海道名所図会』における北尾政美画の挿絵「芝神明前江戸絵草紙屋店頭図」に地本問屋和泉屋市兵衛と「舛屋」が並んで描かれている。この舛屋と同じか。奥村利信の丹絵、漆絵、西村重長の漆絵、鳥居清信の漆絵を出版している。