花小袖』(はなこそで)は宝塚歌劇団ミュージカル作品。花組[1]公演。

宝塚と東京の併演作品は『プレンティフル・ジョイ[2]』、名古屋は『ザ・スピリット[3]』。

解説 編集

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページ[4]を参照

春日野八千代紫綬褒章受賞を記念して制作された芸道物語。

阿国歌舞伎で有名な名古屋山三郎が芸道に精進する物語が、絵巻物と共に繰り広げられた。

出雲の阿国役で専科松本悠里が春日野と共演した。

あらすじ 編集

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページ[4]を参照

1612年の秋、琵琶湖畔で山三郎は自害を図ろうとした一人の若者に出会う。彼は大和金春(こんぱる)流の家元、禅竹春信の息子・氏信で、かつての恋人操の子供であった。山三郎は氏信と弟元信を立派な舞台人に育ててやろうと決心する。

公演期間と公演場所 編集

主な配役(宝塚・東京) 編集

宝塚大劇場公演のデータ 編集

形式名は「宝塚ミュージカル・ロマン[4]」。8場[4]。副題は「春日野八千代紫綬褒章受賞記念[4]」。

スタッフ(宝塚大劇場) 編集

脚注 編集

  1. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 149、216、267.
  2. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 149、216.
  3. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 267.
  4. ^ a b c d e f g h 100年史(舞台) 2014, p. 149.
  5. ^ a b c d e f 100年史(舞台) 2014, p. 297.
  6. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 216.
  7. ^ a b c d e 100年史(人物) 2014, p. 198.
  8. ^ a b c d e f 100年史(人物) 2014, p. 199.

参考文献 編集

  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0