茂朱郡

大韓民国の全羅北道にある郡

茂朱郡(ムジュぐん,もしゅぐん)は、大韓民国全北特別自治道の北東部にある郡である。郡の北東部を忠清北道永同郡、北西部を忠清南道錦山郡、西部を鎮安郡、南西部を長水郡、東部を慶尚北道金泉市、南部を慶尚南道居昌郡と接している。春のツツジや冬の樹氷などで知られる徳裕山があり、主峰・香積峰(標高1,614m)を中心とした連峰を形成している。

全北特別自治道 茂朱郡
冬の徳裕山・香積峰北側の登山道
位置
各種表記
ハングル: 무주군
漢字: 茂朱郡
片仮名転写: ムジュ=グン
ローマ字転写 (RR): Muju-gun
統計(2023年
面積: 631.68 km2
総人口: 23,251[1]
男子人口: 11,629 人
女子人口: 11,622 人
行政
国: 大韓民国の旗 大韓民国
上位自治体: 全北特別自治道
下位行政区画: 1邑5面
行政区域分類コード:
茂朱郡の木: イチイ
茂朱郡の花: ツツジ
茂朱郡の鳥: オシドリ
自治体公式サイト: 茂朱郡
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茂朱郡庁

冬になると、黄海を超えてきた湿った大気が、徳裕山や小白山脈にぶつかるため積雪が多く、スキー場も設けられている。1997年冬季ユニバーシアードは茂朱郡で開かれた。2010年2014年冬季オリンピック国内候補地を江原道平昌郡と争い、いずれも敗れた経緯を持つ。

歴史 編集

  • 1914年4月1日 - 郡面併合により、錦山郡富南面が茂朱郡に編入。茂朱郡に以下の面が成立(6面)。
    • 茂朱面・茂豊面・雪川面・赤裳面・安城面・富南面
  • 1979年5月1日 - 茂朱面が茂朱邑に昇格(1邑5面)。

行政 編集

 
行政区域図

行政区域 編集

邑・面 法定里
茂朱邑 邑内里、堂山里、吾山里、長白里、内島里、大車里、龍浦里、佳玉里
茂豊面 金坪里、徳地里、三巨里、銀山里、曽山里、池城里、哲木里、県内里
雪川面 基谷里、清涼里、吉山里、所川里、大仏里、美川里、長徳里、斗吉里、深谷里、三公里
赤裳面 斜川里、斜山里、三加里、三柳里、槐木里、芳梨里、北倉里、浦内里
安城面 場基里、貢進里、竹川里、公正里、徳山里、琴坪里、沙田里、真道里
富南面 長安里、大所里、大柳里、柯堂里、屈巌里、高昌里

警察 編集

消防 編集

交通 編集

高速道路 編集

名所 編集

脚注 編集

関連項目 編集

外部サイト 編集