荒美 年政(あらみ としまさ、1978年6月4日 - )は、島根県出身の元騎手地方益田所属)・現厩務員大井所属)。

荒美年政
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 島根県
生年月日 (1978-06-04) 1978年6月4日(45歳)
騎手情報
所属団体 益田市
初免許年 1996年10月5日
免許区分 平地
騎手引退日 2001年4月8日
重賞勝利 4勝
通算勝利 2243戦382勝
経歴
所属 大賀孝司(益田
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経歴 編集

1996年に益田・大賀孝司厩舎からデビューし、沖野耕二の弟弟子となる。10月5日の益田第4競走アラ系一般D3・カシマオジョウ(6頭中2着)で初騎乗を果たし、同馬に騎乗した同13日の第4競走・アラ系一般D5で初勝利を挙げる。3年目の1998年には6月28日の第4競走アラ系一般C・ウイニングサンサンで通算100勝を達成し、人麿特別・タマショウキングで重賞初制覇を決めるなど活躍し、リーディングでも3位と躍進。1999年5月3日には第10競走黒松特別でキャプテンシーに騎乗し、後に地方の平地最多勝記録(46勝)を打ち立てるニホンカイキャロルを敗って200勝を達成。同年には自己最多の115勝を挙げて2位に入り、みどり賞・カシマオーで重賞2勝目をマーク。2000年5月28日の第8競走アラ系一般AB・ヤマイチタモンテンで300勝を達成し、人麿特別ではテンテンアローで重賞3勝目と同レース2勝目、まほろば賞でハニーウィンを逃げ切らせて重賞4勝目を挙げる。2着は兄弟子の沖野が騎乗する益田優駿馬イッテンヨカイチで、大賀孝厩舎のワンツーとなった。まほろば賞の優勝レイは2022年に他の重賞のレイと共に市内の牧場に展示され、大賀は17枚中11枚を展示している[1]

2001年2月23日中津へ遠征し、ガーネット特別で10頭中8番人気のモナクホクトを2着に導く。4月8日の第7競走サラ一般で1番人気のナショナルダンサーに騎乗するが、競走中止になったのが最後のレースとなった。1月28日の第7競走アラ系一般B・ヤマテツヒリュウが最後の勝利となり、同年限りで現役を引退。

引退後は大井で厩務員となり、月岡健二厩舎や福永敏厩舎に所属。月岡厩舎では2011年マイルグランプリを勝ったボクを担当し[2] [3]、福永厩舎では2018年2019年にTCK大賞最優秀厩務員賞を受賞[4] [5]

通算成績 編集

  • 2243戦382勝 勝率16.9%、連対率32.6%

主な騎乗馬 編集

  • タマショウキング(1998年人麿特別)
  • カシマオー(1999年みどり賞)
  • テンテンアロー(2000年人麿特別)
  • ハニーウィン(2000年まほろば賞)

脚注 編集

外部リンク 編集