菅沢重雄
菅沢 重雄（菅澤、すがさわ しげお、1870年（明治3年4月[1][2][3]） - 1956年（昭和31年）1月7日[2][3]）は、明治時代後期から昭和時代の政治家。実業家。銀行家。衆議院議員。貴族院多額納税者議員。千葉県香取郡久賀村長。
経歴 編集
千葉県香取郡、のちの久賀村（現多古町）出身[1]。菅原惣兵衛の長男として生まれ、1893年（明治26年）家督を相続する[1]。農業を営む[1]。
1896年（明治29年）以降、千葉県会議員、香取郡会議員、千葉県山林会、大日本山林会各評議員、久賀村長、郡所得税調査委員、郡宅地価修正委員長のほか、東京成徳高等女学校、東京商業女学校各校長、多古銀行[注 1]、佐原興業銀行[注 2]各頭取、日本畜産商事、渋谷急行電鉄、松戸畜産各社長を歴任した[2][4]。ほか、佐原興業銀行、総武銀行[注 3]、栗山電灯各取締役を務めた[1]。
1904年（明治37年）3月の第9回衆議院議員総選挙では千葉県郡部から出馬し当選[4]。衆議院議員を1期務めた[5]。
1926年（大正15年）5月には千葉県多額納税者として補欠選挙で貴族院議員に互選され、同年5月8日に就任し[6]1932年（昭和7年）9月28日まで務めた[2]。その後、1939年（昭和14年）9月、貴族院議員に再選し、同年9月29日に就任し[7]1947年（昭和22年）5月2日の貴族院廃止まで務めた[2]。
脚注 編集
注釈 編集
出典 編集
- ^ a b c d e 人事興信所 1928, ス18頁.
- ^ a b c d e 衆議院、参議院 1960, 197頁.
- ^ a b 衆議院、参議院 1962, 250頁.
- ^ a b 衆議院、参議院 1962, 250-251頁.
- ^ 衆議院、参議院 1962, 251頁.
- ^ 『貴族院要覧（丙）』昭和21年12月増訂、36頁。
- ^ 『貴族院要覧（丙）』昭和21年12月増訂、49頁。
参考文献 編集
- 人事興信所 編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 『貴族院要覧（丙）』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第1』大蔵省印刷局、1960年。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年。