華星夜曲』(かせいやきょく)は、平田真貴子による日本漫画作品、およびそれを原作としたOVA作品。『月刊MAY』(少年画報社)にて連載された。単行本は全9巻、OVAは全4巻。

華星夜曲
漫画
作者 平田真貴子
出版社 少年画報社
掲載誌 月刊MAY
レーベル ヒットコミックス
発表期間 1985年 - 1988年
巻数 全9巻
OVA
原作 平田真貴子
監督 出崎統
脚本 今泉俊昭
キャラクターデザイン 杉野昭夫
アニメーション制作 マジックバス
製作 山下辰巳
発表期間 1989年3月25日 - 9月25日
話数 全4巻
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概要 編集

大正時代を舞台にしたレトロタッチの大河メロドラマ。

羽生侯爵の令嬢、燁子とメイドの内田沙羅は20歳の誕生日を迎えていた。古い因習を嫌う燁子は沙羅を友人として扱うが、沙羅自身は身分の差を意識しつつ、燁子の婚約者・西園寺清洲にほのかな恋心をよせる。誕生パーティの後、燁子と清洲はチンピラにからまれたところを、伊東タカオに救われた。タカオは「鷹」の異名を持つ青葉組の組員だった。これをきっかけとして、自由奔放な愛に目覚めた燁子はタカオを追いかけるようになり、清洲を沙羅に押し付けてしまう。このことが原因で沙羅は羽生家を去ることとなるが、自分自身が孤児であったタカオはそんな沙羅の力になろうとする…[1]

単行本 編集

OVA 編集

キャスト 編集

スタッフ 編集

  • 原作 - 平田真貴子
  • 製作 - 山下辰巳
  • 企画 - 和田豊、尾形英夫
  • プロデューサー - 吉田祥三、関正博、出崎哲
  • アシスタントプロデューサー - 大串京子、菊川幸夫
  • 宣伝担当 - 藤兼康彦、渡辺隆史
  • 監督・絵コンテ - 出崎統
  • キャラクターデザイン・作画監督 - 杉野昭夫
  • 脚本 - 今泉俊昭
  • 色指定 - 吉田恵美
  • 撮影 - 高橋プロダクション
  • 特殊効果 - 熊井芳貴
  • 音楽ディレクター - 神井裕行
  • 音楽 - 見岳章
  • 選曲 - 鈴木清司
  • 制作協力 - デュウ
  • 制作 - マジックバス
  • 製作・発売元 - 徳間ジャパン
  • 販売元 - 徳間コミュニケーションズ

主題歌 編集

「今はセレナーデ」
作詞 - あさくらせいら / 作曲・編曲 - 見岳章 / 唄 - KAE

各話リスト 編集

話数 サブタイトル 演出 美術監督 撮影監督 音響監督
第一楽章 燁子、沙羅…夢一夜 篠原俊哉 小林七郎 高橋宏固
松嵜泰三
山田悦司
第二楽章 恋知りそめし… 水谷貴哉 阿部行夫
第三楽章 大正12年9月1日
第四楽章 ……そして、上海へ 篠原俊哉 水谷利春

脚注 編集

  1. ^ 『アニメ作品事典-解説・原作データ付き』p145、日外アソシエーツ株式会社、2010年

外部リンク 編集