藤原真常

平安時代前期の貴族

藤原 真常(ふじわら の まつね、生没年不詳)は、平安時代前期の貴族藤原式家右京大夫藤原菅継の曾孫。右近衛少将・藤原豊仲の子。官位従五位上上野介

経歴 編集

清和朝前半に太皇大后宮少進として太皇太后藤原順子清和天皇の祖母)に仕え、在職中の貞観8年(866年従五位下叙爵する。

左京亮を経て、陽成朝元慶7年(883年)従五位上に叙せられる。光孝朝末の仁和3年(887年上野介として地方官に転じた。

官歴 編集

日本三代実録』による。

系譜 編集

尊卑分脈』による[1]

  • 父:藤原豊仲
  • 母:不詳
  • 生母不詳の子女
    • 男子:藤原時直
    • 男子:藤原時範

脚注 編集

  1. ^ 『尊卑分脈 第二編』524頁

参考文献 編集