藤永 壯(ふじなが たけし、1959年 - )は、日本の歴史学者大阪産業大学教授。専門は朝鮮近現代史山口県下関市生まれ。

略歴 編集

活動 編集

その他 編集

『「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ』において、「日清戦争前に朝鮮中立宣言した事実はない。」、「統計によれば植民地朝鮮での人口増加は44%前後。」、「1894年李氏朝鮮は賎民解放令を出し、形式的には白丁奴婢は解放された。」などと一次史料を用いた解説を展開し、「マンガ嫌韓流」の主張を批判している。

主な著書 編集

共著 編集

  • 『韓国の民衆歌謡』(ウリ文化研究所、1988年)
  • 『日本の植民地支配』(岩波ブックレット、2001年)
  • 『ナヌムの家歴史館ハンドブック』(柏書房、2002年)
  • 『東アジアの冷戦と国家テロリズム』(御茶の水書房、2004年)
  • 『戦争・暴力と女性3 植民地と戦争責任』(吉川弘文館、2005年)
  • 『岩波講座アジア・太平洋戦争4 帝国の戦争経験』(岩波書店、2006年)
  • 『「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ』(コモンズ、2006年)

脚注 編集

  1. ^ 韓国聯合ニュース「韓日中の学者 慰安婦問題で連携へ=世界遺産登録も模索」

関連項目 編集

外部リンク 編集