藤田 恒夫(ふじた つねお、1929年12月29日 - 2012年2月6日)は日本の解剖学者内分泌学者。日本ペンクラブ会員。生命科学各分野の一流研究者を編集同人に迎えた科学文芸誌『ミクロスコピア』を26年に渡って編集し続け、2007年科学ジャーナリスト賞を受賞した[1]

経歴 編集

東京出身。旧制一高を経て1954年東京大学医学部卒業、1959年同大学院博士課程(解剖学)修了。東京大学 医学博士 博士論文の題は 「二、三の哺乳動物の膵臓における神経膵島複合体についての組織学的研究 」[2]岡山大学医学部講師、1968年新潟大学教授、95年定年退官、名誉教授、日本歯科大学新潟歯学部教授。 2012年2月6日 脳梗塞のため死去[3]。82歳没。

著書 編集

共著 編集

  • 『解剖実習の手びき』寺田春水共著 南山堂 1962
  • 『骨学実習の手びき』寺田春水共著 南山堂 1968
  • 『走査電子鏡による表面解剖アトラス』徳永純一,井上一共著 医学書院 1970
  • 『標準組織学』藤田尚男共著 医学書院 1975-76
  • 『裸婦ポーズ集 Let’sダ・ヴィンチ』若林利重共著 六耀社 2002
  • 『細胞紳士録 カラー版』牛木辰男共著 岩波新書 2004

翻訳 編集

脚注 編集

  1. ^ 第2回 科学ジャーナリスト賞 – 日本科学技術ジャーナリスト会議”. 2022年5月29日閲覧。
  2. ^ 博士論文書誌データベース
  3. ^ 訃報:藤田恒夫さん82歳=新潟大名誉教授、解剖学専攻 毎日新聞 2012年2月9日閲覧

外部リンク 編集