融雪霧(ゆうせつぎり)は、積雪域に、フェーン現象などによる暖かい風が吹くときに発生するである。移流霧の一種。融雪霧が発生しているときは融雪が進むため、雪上に吹く暖かい風または融雪霧そのものをsnow eaterという。

なお、静穏な日に雪捨て場(雪堆積場)で発生して周囲に流れ出す霧[1]は、移流霧というより、放射霧などと同じく空気が冷却されることによる霧である。

脚注 編集

  1. ^ 菊地勝弘『気象ブックス021 雲と霧と雨の世界-雨冠の気象の科学1-』。