衝突衝撃緩衝具
衝突衝撃緩衝具(しょうとつしょうげきかんしょうぐ)とは、道路の分岐部分や事故多発地点・簡易閉鎖具として設置されている、衝突・接触事故時の衝撃を緩和し、ドライバーの安全を守る装置。一般的には、クッションドラム、クッションバンパーなどと呼ばれている。
構造・種類 編集
材質は基本的にポリエチレン製である。 構造は樽型で内部が空洞になっている物が一般的に多く使用されており、内部に水袋や砂袋、冬季は融雪材などが詰め込まれている。 種類は一般的に多く使われている樽型や半円タイプ・四角タイプを組み合わせた物がある。いずれの形も周囲に赤と白の市松模様や、トラ柄をした反射シートが貼り付けられており、夜間の視認性を高めている。また、高速道路などでは高輝度反射タイプの反射シートを貼られた物が使われている。
設置場所 編集
衝撃緩衝の仕組み 編集
車両が緩衝具に衝突すると衝突エネルギーが緩衝具の変形・内容物の流動に変換されて衝突の際の衝撃を緩衝させる。
出典 編集
- ^ “高速の車線規制「気づかず突っ込む車」後絶たず…NEXCOが「大破した作業車」公開 ドライバーの「油断」とは”. 乗りものニュース (2023年4月23日). 2023年8月22日閲覧。
- ^ “NEXCO東日本グループ技術商品サイト|規制器材・保安用品|バックガード(工事車両用追突緩衝装置)”. www.e-nexco.co.jp. 2023年8月22日閲覧。