西尾市

にしおし
西尾市
Nishio Aichi chapter.JPG
西尾市章
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
団体コード 23213-1
面積 160.34km²
総人口 165,678
推計人口、2012年2月1日)
人口密度 1,030人/km²
隣接自治体 碧南市安城市岡崎市
幸田町蒲郡市
市の木 クスノキ
市の花 バラ
西尾市役所
所在地 445-8501
愛知県西尾市寄住町下田22番地
外部リンク 西尾市

西尾市位置図(愛知県)

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村
(吉良町・一色町・幡豆町域を除く)
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西尾市(にしおし)は、愛知県の中央を北から南へ流れる矢作川流域の南端にあるである。抹茶の生産地として知られる。

地理

隣接している自治体

人口

Demography23213.svg
西尾市と全国の年齢別人口分布(2005年) 西尾市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 西尾市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
西尾市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 130,913人
1975年 140,563人
1980年 146,010人
1985年 152,462人
1990年 155,559人
1995年 158,693人
2000年 159,788人
2005年 163,232人
2010年 165,318人
総務省統計局 / 国勢調査

歴史

古代においては、西尾市中心部(八ツ面山の西側)にあたる地域は幡豆郡熊来郷と呼ばれていた。

市名の由来

1564年に御剱八幡宮に奉納した鰐口の銘文には「三川國吉良庄西尾御剱鰐口酒井雅楽助政家寄進」とあり、この銘文がこれまで「西尾」の地名の初出とされていたが、2009年9月に横浜国立大学名誉教授の有光友學が発表した『今川義元書状』(江川文庫所蔵)に「西尾之御事」「西尾城」という記述があり、書状の内容から吉良氏が今川氏に反乱を起こした際のものとみられている。吉良氏の反乱は天文18(1549)年と弘治元(1555)年の2度あり、書状の日付は「十月廿三日」で、この時期に反乱の佳境だった弘治元年のものと判断されている。現時点では西尾の地名が歴史に現れる最初の史料になっている。

このほか、『三河物語』には、徳川家康による桶狭間の戦い後の三河統一戦で「西尾の城を得」と記載されている。また、今川氏真判物に「永禄四年酉年、六月十一日、西尾走廻」とある。

なお、かつては同じ愛知県内に類似した名称である尾西市2005年一宮市に編入され消滅)があったが、こちらは「尾張地方の西」という意味で、当市の名称との歴史的な繋がりは全く無い。

沿革

中世〜江戸期

明治〜市制施行前

市制施行後

幡豆郡3町の編入合併

周辺自治体との合併はこれまでにも検討されてきたが実現には至らなかった。近年、榊原康正市長が中心となって合併協議を進め、2010年8月27日幡豆郡3町(一色町吉良町および幡豆町)との合併調印式が行われ、2011年4月1日に各町が当市に編入合併した。

行政

市政

市役所出張所

広域行政

旧西尾市と旧幡豆郡3町で、ゴミ処理などの広域連合を設置していた。国の消防広域化構想では、人口30万人以上の要件に満たないため、さらに近隣との広域化が必要とされている。西三河の4広域行政圏域の中では、合計人口16万余と最も人口が少ない。国政の選挙区では、岡崎市・幸田町と同一だが、ケーブルテレビではKATCH(碧海五市)に後発加入した。

警察

消防

消防団

当市は数少ない消防団が無かった自治体(他は大阪市のみ)であった。

1961年に自治体の消防組織である西尾市消防署が設置されたのを機に消防団を縮小、翌1962年に解団して水防団警防団と改編した。これらはほぼ同じ役割を持つものであり、一般的には水・警防団または単に水防団と総称される。2004年に近隣自治体との合併が議論されたさい、この議論にあわせて消防団を復活させることが検討されかけたが、合併が不調に終わったために立ち消えとなっている。

2011年4月、幡豆郡3町の編入合併にともない、3町内の消防団を引き継ぐ形で49年ぶりに消防団が復活した。

経済

産業

金融・郵政

西尾銀行協会に加盟する金融機関は以下のとおり。(五十音順

郵便局

局名の後にある5桁の番号は取扱局番号。

  • 平坂郵便局(21113)
  • 西尾寺津郵便局(21166)
  • 西尾福地郵便局(21262)
  • 西尾室場郵便局(21286)
  • 西尾米津郵便局(21299)
  • 西尾三和郵便局(21386)
  • 西尾鶴城郵便局(21407)
  • 西尾鶴舞郵便局(21451)
  • 西尾永楽郵便局(21535)
  • 西尾花ノ木郵便局(20038)
  • 西尾八ツ面簡易郵便局(21855)
  • 上矢田簡易郵便局(21861)
  • 西尾鵜ケ池簡易郵便局(21876)
  • 幡豆郵便局(21062)
  • 東幡豆郵便局(21333)
  • 幡豆鳥羽簡易郵便局(21879)
  • 吉良町郵便局(21077)
  • 吉良吉田郵便局(21147)
  • 吉良宮崎郵便局(21254)
  • 吉良津平簡易郵便局(21891)
  • 一色郵便局(21041)
  • 西一色郵便局(21608)
  • 松木島郵便局(21317)
  • 佐久島郵便局(21142)

姉妹都市・友好都市

姉妹都市

友好都市

教育

小学校

  • 西尾市立寺津小学校
  • 西尾市立福地北部小学校
  • 西尾市立福地南部小学校
  • 西尾市立室場小学校
  • 西尾市立三和小学校
  • 西尾市立一色東部小学校
  • 西尾市立一色中部小学校
  • 西尾市立一色西部小学校
  • 西尾市立一色南部小学校
  • 西尾市立佐久島小学校
  • 西尾市立幡豆小学校
  • 西尾市立東幡豆小学校
  • 西尾市立吉田小学校
  • 西尾市立白浜小学校
  • 西尾市立横須賀小学校
  • 西尾市立荻原小学校
  • 西尾市立津平小学校

中学校

寺津中と東部中を除く4校の剣道部は、2008年度の東海大会に出場している。

  • 西尾市立西尾中学校
  • 西尾市立鶴城中学校
  • 西尾市立平坂中学校
  • 西尾市立寺津中学校
  • 西尾市立福地中学校
  • 西尾市立東部中学校
  • 西尾市立吉良中学校
  • 西尾市立幡豆中学校
  • 西尾市立一色中学校
  • 西尾市立佐久島中学校

高等学校

おもな各種学校

交通

鉄道

路線バス

いずれの運行状況も平日のもの。

道路

一般国道

主要地方道

一般県道

市内の道路通称名

道の駅

名所・観光・祭事

名所・旧跡・観光スポット

久麻久神社本殿
市内に久麻久神社は八ツ面町と熊味町の2か所あるが、国の重要文化財に指定された本殿は八ツ面町にあり、鰐口・棟札2枚・厨子が附[2]指定を受けている。延喜式式内社で、幡豆郡熊来郷と読みは同じである。
西尾市岩瀬文庫
西尾の実業家、岩瀬弥助が1908年に私立図書館として創設したものを、のちに市への移管を経て、2003年に博物館として開館させた。幅広い分野の書籍が約8万冊収蔵されており、旧書庫と旧児童館(現・市立図書館おもちゃ館)は国の登録有形文化財に、また収蔵品の後奈良天皇宸翰般若心経(ごならてんのうしんかんはんにゃしんぎょう)は国の重要文化財の指定をうけている。
西尾市歴史公園・西尾城趾
再建された本丸丑寅櫓や二の丸の表門・鍮石門があり、二の丸跡に京都の公家屋敷・旧近衛邸の茶室が移築されている。
西尾市憩いの農園西尾市バラ園
西尾市憩いの農園は植木・観葉植物・盆栽などや、園芸資材を産地直売方式で展示即売する大規模な緑化木ショッピングセンターで、他にも農・海産物など地域の特産品も扱う。また西尾市バラ園は、憩いの農園の西に併設され200種以上のバラが楽しめる。
上永良神明社の大椎の木
樹齢約1000年と推定される樹高8m、根囲20m、胸高囲7mのの巨木で、国の天然記念物に指定されている。
三河工芸ガラス美術館
ガラス工芸を扱った私設美術館で、2002年版の『ギネス・ワールド・レコーズ』に掲載された巨大万華鏡があり、体験工房ではステンドグラスや万華鏡などのガラス工芸が体験できる。

祭事・催事・民俗芸能

西尾まつり
7月13日から15日に開催され、市中を練り歩く。かつては「西尾の祇園祭」と呼ばれていたが、のちに改称されている[3]
てんてこ祭り
毎年1月3日に熱池(にいけ)町八幡社で行われる豊作祈願の神事。赤装束の厄男が太鼓の拍子に合わせて、腰に結んだ男根をかたどる大根を振る。県の無形民俗文化財に指定されている。
貝吹のかぎ万燈
毎年8月14日に貝吹町の万燈山で行われる旧盆の行事。万燈山の西側斜面に108基の松明を焚き、鉤(かぎ)状に炎を映し出す。鍵万燈とも表記。市の無形民俗文化財に指定されている。
森下万歳三河万歳・御殿万歳)
太夫(たゆう)と才蔵(さいぞう)の二人が一組になり、祝言を謡いながら舞ったり言葉の掛け合いをする伝統芸能で、西尾のものは発祥地の名から森下万歳と呼ぶ。一般に三河万歳とも呼ばれる。森下万歳の発祥は鎌倉時代と言われ、江戸時代には幕府から優遇されて元旦の江戸城の開門の儀式も勤めた。新年を祝う芸能でもあったが、他の地域に伝承する万歳と違って門付けではなく、大名などの屋敷内の座敷で披露されたことから御殿万歳(演目や種類を御殿万歳と呼ぶ地域もあるが、西尾の場合は万歳形態そのものを指す)とも呼ばれる。国の重要無形民俗文化財に指定されている。
棒の手
農民が自衛のため棒を使う武術として江戸時代に始まったといわれ、愛知県内の各地に伝わる。田貫町の鎌田流は古式を大切に受けついでおり、六尺棒の棒さばきが毎年10月の第3日曜日に披露される。県の無形民俗文化財に指定されている。

出身有名人

歴史上の人物

その他・一般

脚注

  1. ^ 図典 日本の市町村章 p138
  2. ^ 「つけたり」と読み、本体に附属するものの意。
  3. ^ 祇園祭への思い - 伊文神社

関連項目

外部リンク