都府楼前駅

福岡県太宰府市にある西日本鉄道の駅

都府楼前駅(とふろうまええき)は、福岡県太宰府市通古賀三丁目にある西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線である。副駅名は「令和の里[2]。駅番号はT12[3]

都府楼前駅
とふろうまえ
Tofurō-Mae
(令和の里)
T11 下大利 (2.2 km)
(1.4 km) 西鉄二日市 T13
地図
所在地 福岡県太宰府市通古賀三丁目
北緯33度30分42.83秒 東経130度30分27.41秒 / 北緯33.5118972度 東経130.5076139度 / 33.5118972; 130.5076139座標: 北緯33度30分42.83秒 東経130度30分27.41秒 / 北緯33.5118972度 東経130.5076139度 / 33.5118972; 130.5076139
駅番号  12 
所属事業者 西日本鉄道
所属路線 天神大牟田線
キロ程 13.8 km(西鉄福岡(天神)起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[西鉄 1]6,451人/日
-2022年-
開業年月日 1924年大正13年)4月12日
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配線図[1]

歴史 編集

駅構造 編集

 
大牟田方面駅舎
 
ホーム(2016年10月)

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅である。有人駅で、自動改札機自動券売機が設けられている。

駅舎と改札口は大牟田方面と福岡方面で別々になっている。改札内では、大牟田方面と福岡方面のプラットホームが繋がっていないので、改札口を通る前に目的地を確かめる必要がある。

ホーム有効長は8両分ある。

のりば
のりば 路線 方向 行先
1 天神大牟田線 下り 久留米大牟田太宰府方面
2 上り 福岡(天神)方面

利用状況 編集

2022年度の1日平均乗降人員6,451人[西鉄 1]である。

各年度の1日平均乗車および乗降人員は下表のとおり[4][5]

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
1996年 3,707 7,367
1997年 3,715 7,364
1998年 3,641 7,184
1999年 3,563 7,022
2000年 3,501 6,893
2001年 3,359 6,633
2002年 3,323 6,490
2003年 3,284 6,443
2004年 3,159 6,252
2005年 3,118 6,230
2006年 3,142 6,318
2007年 3,082 6,191
2008年 3,055 6,167
2009年 3,049 6,137
2010年 3,055 6,156
2011年 3,104 6,262
2012年 3,134 6,295
2013年 3,219 6,444
2014年 3,162 6,376
2015年 3,227 6,541
2016年 3,301 6,635
2017年 3,403 6,847
2018年 3,455 6,944
2019年 3,549 [西鉄 2]7,163
2020年 [西鉄 3]5,685
2021年 [西鉄 4]5,935
2022年 [西鉄 1]6,451

駅周辺 編集

久留米・大牟田方面(下り線)駅舎の目の前を国道3号(地上部分)が天神大牟田線と並行しており、駅舎南側で県道112号がホームを跨ぎ越している。それをさらに国道3号(関屋高架橋)が二重高架で跨ぎ越している。

当駅からは太宰府市コミュニティバス「まほろば号」が運行されており、距離に関係なく100円で乗車できる。

JR都府楼南駅は当駅から800m程離れている。まほろば号の路線もあるが、本数は2時間に1本と、かなり少ない。

駅周辺地区は住宅地が多く、幹線道路沿いにロードサイド型の店舗や事業所が多数立地している。駅名の由来となっている都府楼(大宰府政庁跡)は、当駅から700m程(徒歩で約8分)である。また、副駅名の「令和の里」は元号『令和』ゆかりの地である坂本八幡宮最寄り駅であることから命名され、即位礼正殿の儀が行われた2019年10月22日に設定された。

名所・旧跡 編集

 
駅近くにある正殿跡(都府楼跡石碑)
  • 大宰府政庁跡 - 東北東へ約700m。 まほろば号5:北谷回り、□無番:内山行き『大宰府政庁跡』下車。
  • 学校院跡(参照『大宰府学校院跡』) - 大宰府政庁跡から東へ約100m。
  • 観世音寺 - 学校院跡から東へ約100m。 まほろば号5:北谷回り、□無番:内山行き『観世音寺』下車。
  • 戒壇院 - 観世音寺に隣接。
  • 筑前国分寺跡 - 北へ約1km。 まほろば号4:国分回り『筑前国分寺』下車。
  • 坂本八幡宮 - 元号令和の典拠になった万葉集の「梅花の歌」が詠まれた地とされる。徒歩9分。

バス路線 編集

西鉄バス(路線は2013年3月16日現在)
久留米・大牟田方面(下り線)駅舎側の国道3号線に発着。
400 博多駅 - 呉服町 - 水城 - 都府楼前駅 - 筑陽学園前 - 筑紫野市(市中心部は通らない) - 筑前町 - 朝倉市甘木営業所
太宰府市コミュニティバスまほろば号(路線は2013年3月16日現在)
福岡(天神)方面(上り線)駅舎側のロータリーに発着。
1:大佐野回り 都府楼前駅→大佐野→吉松→都府楼前駅
2:吉松回り 都府楼前駅→吉松→大佐野→都府楼前駅
3:水城回り 都府楼前駅→水城→国分→都府楼前駅
4:国分回り 都府楼前駅→国分→水城→都府楼前駅
5:北谷回り 都府楼前駅→関屋→太宰府市役所→西鉄五条駅太宰府駅→北谷
6:都府楼回り 都府楼前駅→都府楼団地→JR都府楼南駅
□無番:内山行き 都府楼前駅→関屋→太宰府市役所→太宰府駅→内山(竈門神社前・宝満山登山口)(朝夕ラッシュ時のみ運行)
□無番:内山行き 都府楼前駅→関屋→太宰府市役所→いきいき情報センター→五条駅→太宰府駅→内山(竈門神社前・宝満山登山口)
□無番:内山行き 都府楼前駅→通古賀→太宰府市役所→いきいき情報センター→西鉄五条駅→太宰府駅→内山(竈門神社前・宝満山登山口)

隣の駅 編集

西日本鉄道
天神大牟田線
特急・急行
通過
普通
下大利駅(T11) - 都府楼前駅(T12) - 西鉄二日市駅(T13)

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 川島令三『【図説】日本の鉄道 四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』講談社、2013年8月19日、20頁。
  2. ^ a b 『即位礼正殿の儀』記念 都府楼前駅の副駅名を「令和の里」にいたします 〜あわせて都府楼前駅までの片道無料乗車券を配布〜』(PDF)(プレスリリース)西日本鉄道、2019年10月10日。 オリジナルの2020年11月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201108131438/http://www.nishitetsu.co.jp/release/2019/19_092.pdf2020年11月8日閲覧 
  3. ^ a b 〜訪日外国人旅行者にも分かりやすい電車へ〜 西鉄電車の全駅に駅ナンバリングを導入します!』(PDF)(プレスリリース)西日本鉄道、2017年1月24日。 オリジナルの2020年7月28日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200728005205/http://www.nishitetsu.co.jp/release/2017/16_097.pdf2020年11月8日閲覧 
  4. ^ 福岡都市圏の私鉄各駅乗降人員”. 福岡市統計書 (都市圏の概況). 2021年9月18日閲覧。
  5. ^ 太宰府市の概要(統計データ)”. 太宰府市. 2021年9月18日閲覧。
西日本鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2022年度1日平均、単位:人)”. 2023年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月20日閲覧。
  2. ^ 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2019年度1日平均、単位:人)”. 2021年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月21日閲覧。
  3. ^ 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2020年度1日平均、単位:人)”. 2021年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月21日閲覧。
  4. ^ 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2021年度1日平均、単位:人)”. 2022年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月20日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集