酒井 恒(さかい ひさし、1928年1月19日 - 2008年8月1日[1])は、日本の解剖学者

東京府(現・杉並区)生まれ。1954年東京大学医学部卒、1959年同大学院生物系研究科解剖学博士課程修了、「鍍銀法殊にRomanes法による変性軸索の追求」で医学博士。東大助手、1961年金沢大学医学部助教授、1973年名古屋大学医学部教授、92年定年退官、名誉教授。1987年『ターヘル・アナトミア解体新書』で日本翻訳出版文化賞受賞[2]

著書 編集

  • 『臨床解剖学へのアプローチ 650のプログラム教程』医学書院 1991
編著
  • 『医学ラテン語辞典』国原吉之助共編著 南江堂 1978
  • 『ポケット医学ラテン語辞典』国原吉之助共編 南江堂 1989
編訳・注解

脚注 編集

  1. ^ 酒井恒氏死去:四国新聞
  2. ^ 『現代日本人名録』2002年