鈴木茂 (経済学者)
鈴木 茂(すずき しげる、1949年3月4日 - )は、日本の経済学者、松山大学経済学部教授。専門は、財政学、地方財政論、地域経済学。経済学博士(京都大学)。
概要 編集
財政学・地方財政を専門としているが、そのほか先端産業育成政策、愛媛県東予地方の製紙産業とタオル製造業との比較研究、愛媛県新居浜市の産業構造の研究を進めた。近年では、観光についても愛媛県内子町のフィールドワーク等により調査研究し、論文に発表している。2006年12月まで松山大学総合研究所所長所長として、同学と中国の大学との大学ベースでの交流も担当した。
学外の委員等として、愛媛県の「愛媛県市町合併推進審議会」委員等。
略歴 編集
著作 編集
- 編著
- 『リゾートの総合的研究』(晃洋書房、1991年)
- 『構造転換期の地域経済』(松山大学総合研究所、1993年)
- 『大型プロジェクトの評価と課題』(晃洋書房、1997年)
- 『中小企業とアジア』(昭和堂、1999年)
- (編集代表)『東アジアの経済発展とグローバル経営戦略』(晃洋書房、2006年)
- 共著
- 『先端産業と地域経済』(ミネルヴァ書房、1989年)
- 『検証・日本のテクノポリス』(日本評論社、1995年)
- 論文
- 『愛媛県の工業と地域経済の特徴 - 地域経済の「内発的発展」の可能性』(『松山大学論集』第7巻第2号、1995年6月所収)
など