鎌倉街道上道(かまくらかいどう かみつみち)は、鎌倉街道のひとつ。埼玉県毛呂山町の一部は国の史跡に指定されている。上つ道、上ノ道と表記する場合もある。

概要 編集

武蔵国鎌倉化粧坂から瀬谷本町田府中所沢入間奈良梨などを経て上野国高崎に至り、さらに信濃越後へ続く旧街道元弘の乱では新田義貞が鎌倉へ向かう際に通った。

現在 編集

 
国分寺市内

各所に遺構が残る。2022年埼玉県毛呂山町市場の上道約1.3㎞とその周辺の遺跡が国の史跡に指定された[1]。街道の遺跡が国の史跡になるのは初めてで、毛呂山町では初の国の史跡である。宿場や墓域などが良好に保存されていることが評価された。

遺構 編集

苦林、女影、入間川、久米川などの宿場があった。

脚注 編集

  1. ^ 令和4年11月10日文部科学省告示第141号。

関連項目 編集

外部リンク 編集