長慶子(ちょうげいし/ちょうげし)は、雅楽唐楽の曲名の一つ。

太食調で[1]、早四拍子の小曲である[2]源博雅が作曲したと伝えられている[1][2]。この曲自体は管絃だけで舞はない[1][2]。行事が終わり参加者が退出する退出音声の一つとして奏された[1][2]。現代でも舞楽会の最後に奏するため[1][2]、鑑賞機会の多い曲である[2]。舞がなくても舞楽吹として奏する[1]

この曲は雅楽としては非常に速いテンポとなっている[2]

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f 日本古典文学大辞典編集委員会『日本古典文学大辞典第4巻』岩波書店、1984年7月、268頁。 
  2. ^ a b c d e f g 長慶子|雅楽 GAGAKU”. www2.ntj.jac.go.jp. 日本芸術文化振興会. 2023年1月13日閲覧。