長者伝説(ちょうじゃでんせつ)とは、日本の民話おとぎ話物語類型の一つで、長者の栄華・没落を主題とした伝説説話類の総称である。長者譚(ちょうじゃたん)ともいう。対義語は「長者没落譚」。富を得るに到るはなしとして致富譚(ちふたん)[1]とも[2][3]

滅びた長者の財宝のありかが歌で知れる『朝日長者』、炭焼が黄金を得る『炭焼長者』、他に『わらしべ長者』などが有名である。

主な長者伝説 編集

脚注 編集

  1. ^ 広辞苑(第五版、1998年)では見出し語に「致富」があり、説明する用例として「致富譚」があがっている。
  2. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ)『民話』 - コトバンク
  3. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ)『昔話』 - コトバンク

外部リンク 編集