長門湯本駅

日本の山口県長門市にある西日本旅客鉄道の駅

長門湯本駅(ながとゆもとえき)は、山口県長門市深川湯本字三反田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)美祢線である。

長門湯本駅
駅舎(2005年8月)
ながとゆもと
Nagato-Yumoto
渋木 (3.9 km)
(2.3 km) 板持
地図
所在地 山口県長門市深川湯本字三反田872
北緯34度20分4.18秒 東経131度10分20.78秒 / 北緯34.3344944度 東経131.1724389度 / 34.3344944; 131.1724389 (長門湯本駅)座標: 北緯34度20分4.18秒 東経131度10分20.78秒 / 北緯34.3344944度 東経131.1724389度 / 34.3344944; 131.1724389 (長門湯本駅)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 美祢線
キロ程 41.0 km(厚狭起点)
電報略号 ユモ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
12人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1924年大正13年)3月23日[1]
備考 無人駅[2]
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美祢線で急行列車が運行されていた頃は急行「さんべ」・「あきよし」の停車駅でもあった。長門湯本温泉俵山温泉への玄関口となっている。

歴史 編集

駅構造 編集

長門市方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅停留所)。かつては2面2線の相対式ホームが設けられていたが、駅舎反対側の線路は撤去され、花壇となっている。

長門鉄道部管理[8]。駅舎にはかつて駅員が配置されていたが、現在は無人化されている。乗車券の発券は駅前の商店(ふじた商店)に委託されていたが、2012年3月31日をもって販売を終了した。

利用状況 編集

1日の平均乗車人員は以下の通りである[9]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 43
2000 53
2001 45
2002 44
2003 45
2004 39
2005 35
2006 30
2007 30
2008 29
2009 29
2010 20
2011 29
2012 26
2013 26
2014 25
2015 20
2016 20
2017 21
2018 21
2019 18
2020 11
2021 11
2022 12

駅周辺 編集

駅自体は長門湯本温泉の温泉街から北へ約500メートル(徒歩で5分程度)のやや離れた所にあるために、駅周辺はあまり温泉街らしさがなく、田園と住宅地が混在している。温泉街へは駅前から徒歩、もしくはバスやタクシーを利用するようになるが、鉄道よりもマイカー観光バスを利用する温泉客が多いうえ、鉄道利用でも新山口駅などから温泉旅館の送迎サービスなどを利用する旅客も多く、温泉客が当駅を利用することは少ない。

駅前を市道(旧国道316号)が通っており、駅南で山口県道34号下関長門線と交差している。大寧寺へは駅から南西へ約2km。

バス路線 編集

※駅前の市道(旧国道316号)に停留所がある。俵山温泉へは当駅でバスに乗り換えとなる。

隣の駅 編集

西日本旅客鉄道(JR西日本)
美祢線
渋木駅 - 長門湯本駅 - 板持駅

脚注 編集

  1. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 7号、20頁
  2. ^ a b “「通報」●芸備線甲立駅ほか18駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1986年3月29日) 
  3. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、297頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 7号、21頁
  5. ^ JR美祢線 美祢市の厚狭川で橋と線路が崩落 盛り土も流出”. NHK NEWS WEB. 日本放送協会. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月23日閲覧。
  6. ^ 橋りょう流され運行できず…JR美祢線の代行バス運行始まる”. TBS NEWS DIG. TBS・JNN NEWS DIG合同会社. 2023年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月23日閲覧。
  7. ^ 美祢線 代行バスの時刻等のお知らせ”. 西日本旅客鉄道株式会社. 2023年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月23日閲覧。
  8. ^ データで見るJR西日本2021 - 西日本旅客鉄道 p.94
  9. ^ 山口県統計年鑑 - 山口県

参考文献 編集

  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「山口線・美祢線・宇部線・小野田線・岩徳線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第7号、朝日新聞出版、2009年8月23日。 

関連項目 編集

外部リンク 編集