霊侯(れいこう、生年不詳 - 紀元前531年)は、春秋時代君主。姓は姫、名は般。景侯の子。蔡の太子となった。紀元前543年、姫般はから妻を迎えたが、景侯が彼女と密通した。姫般は景侯を殺害して、自ら即位した。紀元前538年、霊侯は楚の霊王の主催する申の会合に参加した。楚と諸侯の連合軍とともにに進攻した。翌年、再び楚および諸侯とともに呉に進攻した。紀元前531年、霊侯は楚の霊王に申に招かれ、酒に酔いつぶれたところを殺害された。在位12年。楚の公子弃疾の攻撃により、蔡は陥落し、蔡はひとたび滅亡した。

霊侯
王朝
在位期間 前542年 - 前531年
姓・諱 姫般
諡号 霊侯
没年 紀元前531年
景侯

参考文献 編集

先代
景侯
の君主
紀元前542年 - 紀元前531年
次代
平侯