青島膠東国際空港

中国・山東省膠州市にある空港

青島膠東国際空港 ( 中国語: 青岛胶东国际机场, 英語: Qingdao Jiaodong International Airport ) は、中華人民共和国山東省膠州市にある2021年開港の新しい国際空港である。

青島膠東国際空港
青岛胶东国际机场
Qingdao Jiaodong International Airport
IATA: TAOICAO: ZSQD
概要
空港種別公共
運営者青島国際空港集団
所在地山東省膠州市
供給都市青島市
開港2021年8月12日 (2021-08-12)
座標北緯36度21分43秒 東経120度5分18秒 / 北緯36.36194度 東経120.08833度 / 36.36194; 120.08833座標: 北緯36度21分43秒 東経120度5分18秒 / 北緯36.36194度 東経120.08833度 / 36.36194; 120.08833
ウェブサイト
地図
TAO/ZSQDの位置(青島市内)
TAO/ZSQD
TAO/ZSQD
TAO/ZSQDの位置(山東省内)
TAO/ZSQD
TAO/ZSQD
TAO/ZSQDの位置(中華人民共和国内)
TAO/ZSQD
TAO/ZSQD
滑走路
方向 全長 表面
ft m
16/34 11,811 3,600 コンクリート
17/35 10,498 3,200 コンクリート
青島膠東国際空港
各種表記
繁体字 青岛胶东国际机场
拼音 Qīngdǎo Jiāodōng Guójì Jīchǎng
発音: チンダオ ジャオドン グオジ ジーチャン
英文 Qingdao Jiaodong International Airport
テンプレートを表示

概要 編集

建設 編集

青島市内には1944年に建設された青島流亭国際空港があるが、2018年には年間2,453万人が利用、182,642回の離着陸があった [1]。急増する民間航空需要に伴い、拡張が求められていた。

2013年9月、膠州市に新空港が建設されることが決まった[2]。2015年に着工[3]、2019年6月の開港予定であった[4]

工事の遅れで開港は延期され、2019年下半期に開港予定であった[5]。2019年9月に開港が決まっていたものの[6]、さらに延期され[7][8]2021年8月12日に開港することになった。[9]

旅客ターミナル 編集

旅客ターミナルは、建築面積45万平方メートル、アトキンス英語版等による設計である[10]。「ヒトデ」の形状は北京大興国際空港に類似している。このターミナル形状は、乗り継ぎ客の移動距離が最長で650メートルと短くできる利点がある。

第1期工事では、2本の遠距離運航用の滑走路と1つのターミナル、184カ所の駐機場で開港。2025年までに旅客数3,500万人、貨物取扱量50万トンの受け入れを可能とする計画。

第2期工事では、2045年までさらに2本の近距離用滑走路と2つのターミナルを新設し、旅客数5,500万人、貨物取扱量100万トンまでの受け入れを目標とする[11]

就航路線 編集

国内線 編集

国際線 編集

新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの便が運休となっている。

交通アクセス 編集

青島市中心部から39km北方にある。

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集