青森短期大学(あおもりたんきだいがく、英語: Aomori Junior College[2])は、青森県青森市幸畑2-3-1[注釈 1]に本部を置いていた日本私立大学である。1962年に設置され、2013年に廃止された。大学の略称は青森短大。

青森短期大学
大学設置 1962年
創立 1918年
廃止 2013年
学校種別 私立
設置者 学校法人青森山田学園[1]
本部所在地 青森県青森市幸畑2-3-1[注釈 1]
学部 地域創造学科[注 1]
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概観 編集

大学全体 編集

建学の精神(校訓・理念・学是) 編集

  • 青森短期大学は「純潔・明朗・誠実・勤勉」がモットーとなっている。

教育および研究 編集

  • 青森短期大学には地域創造学科が設置されていたが、これは名称通り地域に貢献できる学生を育成するというねらいがあり、「地域教養」・「地域体験」・「基礎専門」の各フィールドに分かれている。「地域教養」フィールドにおいては、地元青森県や北東北の歴史や風土などを体系的に学ぶ科目が用意されていた。

学風および特色 編集

  • 青森短期大学の地域創造学科には、ビジネス専攻と子ども専攻が設置されていた。

沿革 編集

  • 1918年
    • 山田きみ裁縫教授所発足
  • 1951年
    • 3月12日 学校法人青森山田学園が認可される[6]
  • 1962年
  • 1964年
  • 1966年
    • 4月1日 商経科に第二部を設置し、以下の学科体制ととする[13]
      • 商経科
        • 第一部
        • 第二部 入学定員100名
  • 1967年
    • 吉村英太が二代目学長に就任
  • 1977年
    • 横浜正大が三代目学長に就任
  • 1984年
  • 1985年
    • 4月1日 この年度の入学生より専攻別での学生募集を停止し、以下の学科体制に整備する[注 7]
      • 商経科
        • 第一部 入学定員100名
          • 商業専攻 入学定員50名
          • 経済専攻 入学定員50名
        • 第二部 入学定員100名
  • 1992年
  • 1996年
    • 木村正枝が五代目学長に就任
  • 1999年
  • 2003年
  • 2004年
    • この年度の入学生より既存の学科を以下の通りに改組する[23]
      • 商経科→ビジネス創造学科
        • 第一部→昼間主コース 入学定員100名
        • 第二部→夜間主コース 入学定員30名
  • 2006年
    • 4月1日 この年度の入学生より既存の学科を以下の通りに改組する[注 13]
      • ビジネス創造学科→地域創造学科に名称変更する。
        • ビジネス専攻 入学定員50名
        • 子ども専攻 入学定員50名
  • 2008年
    • 3月31日 左記をもって昼間主コース、夜間主コースを擁していた旧来のビジネス創造学科を正式に廃止とする[25]
  • 2009年
    • 4月1日 地域創造学科の各専攻課程を以下の通り減員する[26]
      • ビジネス専攻 50→40
      • 子ども専攻 50→20
  • 2011年
  • 2013年

基礎データ[注 14] 編集

所在地 編集

交通アクセス 編集

象徴 編集

教育および研究 編集

組織 編集

学科 編集

旧学科体制 編集

  • ビジネス創造学科

当初の学科体制 編集

専攻科 編集

  • なし

別科 編集

  • なし
取得資格について 編集
教職課程
資格

附属機関 編集

  • 図書館ほか

研究 編集

  • 『青森短期大学紀要』[35]

学生生活 編集

学園祭 編集

  • 青森短期大学の学園祭は毎年、概ね10月に行われていた。

大学関係者と組織 編集

大学関係者一覧 編集

大学関係者 編集

出身者 編集

施設 編集

キャンパス 編集

  • 青森短期大学の校舎は3階建てとなっていた。

対外関係 編集

系列校 編集

社会との関わり 編集

卒業後の進路について 編集

編入学・進学実績 編集

  • 併設の青森大学への編入学が多いものとなっていた。

注釈 編集

注釈グループ 編集

  1. ^ a b 出典[1]。現在は青森大学の所在地。
  2. ^ a b 平成24年度より学生募集停止[1][3]
  3. ^ a b 出典[4][5]
  4. ^ a b 出典[11]
  5. ^ a b 出典[14]
  6. ^ a b 最終募集となった2011年における体制[28]
  7. ^ a b 最終募集となった2005年における体制[30]
  8. ^ a b 出典[31][32][33]
  9. ^ a b c 存続時、受験生用に配布された入学案内小冊子より[29]

補足 編集

  1. ^ ほか学科も参照のこと。
  2. ^ 現在の文部科学省
  3. ^ うち5
  4. ^ うち女12
  5. ^ うち17
  6. ^ うち女5
  7. ^ 出典[16][17]。但し、右記資料には専攻課程の募集停止を意味する()がない[18]。各専攻課程は1986年には廃止されていた様子[19]
  8. ^ 出典[20][21]
  9. ^ うち女107
  10. ^ うち女13
  11. ^ うち女78
  12. ^ うち女3
  13. ^ 出典[24]。なお、旧来の夜間主コースはこの年度の入学生より学生募集を停止[24]
  14. ^ 短期大学存続時におけるデータ。
  15. ^ 指定保育士養成施設となっていた[29]

出典 編集

参考文献 編集

全国学校総覧 編集

全国短期大学高等専門学校一覧 編集

日本の私立短期大学 編集

短期大学受験案内(晶文社) 編集

蛍雪時代 編集

短期大学入学案内冊子 編集

その他 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集