静岡平野

静岡県中部に広がる平野

静岡平野(しずおかへいや)とは、静岡県中部(静岡市葵区駿河区)に広がる平野である。地質学的には安倍川とその支流の藁科川により形成された沖積平野である。西は高草山、東は日本平(有度山)、北は竜爪山などに囲まれ、南は駿河湾に面する。北東部で清水平野とつながっている。

静岡平野周辺の地形図
静岡平野。手前に流れるのは安倍川で、奥に横たわるのは日本平。

地形 編集

 
右奥の有度山や、左手前の谷津山などは、昔は島だった。

静岡平野は、古くは駿河湾から入り込んだ入り江であった。賤機山有度山谷津山などは入り江に浮かぶ半島や島であった。その入り江に流れ込んでいた安倍川および藁科川の堆積作用により、静岡平野が形成された。

静岡市都心が域内にあり、面積の約94%が市街地で構成され、市街地人口密度が8372人/㎢と超高密度な都市を形成している。[1]

交通 編集

古くから東西の要所として重要な交通路が通過している。

脚注 編集

  1. ^ 地籍調査”. 静岡市. 2020年9月12日閲覧。

関連項目 編集