韓 万(かん まん/かん ばん、生没年不詳)は、中国春秋時代初期の公族政治家は封地名から桓叔の庶子で、荘伯の異母弟に当たる。もしくは韓武子と呼ばれる。戦国七雄の祖。

曲沃本家の武公に仕え、武公の御者を勤め、宗族として朝廷で重きをなした。武公が翼の晋宗家を滅ぼした際に功を挙げ、の地を与えられて氏を韓氏とした。

後に韓万の子孫の韓厥韓起親子が正卿の座に就いてから、韓氏は勢力が拡大し、ついには晋から韓王国を独立させ、戦国七雄の一角を担うようになるのである。

先代
氏当主
初代
次代
韓賕伯中国語版