韓王安(かんおう あん)は、中国戦国時代の最後の君主(在位:紀元前238年 - 紀元前230年)。桓恵王の子。

韓王安
王朝
在位期間 前239年 - 前230年
都城 新鄭
姓・諱 韓安
没年 秦王政21年(前226年
桓恵王

生涯 編集

桓恵王34年(紀元前239年)、桓恵王が薨去すると、後を嗣いで韓王となった。

韓王安5年(紀元前234年)、の攻撃を受け、兄弟である公子韓非を使者として秦に派遣したが、抑留された。

韓王安8年(紀元前231年)、南陽の地を秦に割譲した。

韓王安9年(紀元前230年)、内史騰率いる秦軍10万が韓に攻め込み、韓王安は捕虜とされた。これにより、韓は滅亡し、潁川郡として秦の統治下に置かれた。

秦王政21年(紀元前226年)、韓の旧都の新鄭で韓の元貴族たちによる反乱が起きたが、秦軍に鎮圧され、このとき韓王安も処刑された。

参考書籍 編集

先代
桓恵王
の君主
紀元前238年 - 紀元前230年
次代
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