騎馬民族
馬を移動手段とし、非定住生活を送る遊牧民
概略 編集
騎馬民族の生活はステップに適応した生活形態である。騎馬民族は必然的に馬術に優れ、騎兵としての軍事能力が高かったため、かつて中央ユーラシアを席巻したが、現在では純粋な騎馬民族はほとんどいない。人種はスキタイ系などがコーカソイド、モンゴル高原(アルタイ山脈付近)からカザフステップ(ウラル山脈付近)を原郷とするウラル・アルタイ語族がモンゴロイド(新モンゴロイド)とするのがおおよその定義である。彼らは農業と遊牧を両立した民族であり、現在の中国には遊牧民の数が少ないが、歴史的に遊牧や農業を両立した民族の人口は農業をやってきた民族と人口の差はなかった。