高屋神社 (観音寺市)

香川県観音寺市にある神社

高屋神社(たかやじんじゃ)は、香川県観音寺市にある神社。標高404mの稲積山の頂上にある。「~天空の鳥居~高屋神社本宮」として近年は全国的に有名となり、観光客が後を絶たない。四国八十八景69番に「絶景のパワーポイント天空の鳥居からの眺め」が選ばれた。

高屋神社

高屋神社本宮拝殿
所在地 香川県観音寺市高屋町2800
位置 北緯34度9分39.06秒 東経133度39分17.53秒 / 北緯34.1608500度 東経133.6548694度 / 34.1608500; 133.6548694 (高屋神社 (観音寺市))座標: 北緯34度9分39.06秒 東経133度39分17.53秒 / 北緯34.1608500度 東経133.6548694度 / 34.1608500; 133.6548694 (高屋神社 (観音寺市))
主祭神 邇々杵命
社格 延喜式内社
創建 不詳
別名 稲積神社
例祭 四月第二土・日曜日
地図
高屋神社の位置(香川県内)
高屋神社
高屋神社
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概要 編集

讃岐に24ある延喜式内社の一つで、『延喜式』の「神名帳」(平安時代)に「讃岐国刈田郡高屋神社」とあり[1]、讃岐国稲積大社正一位高屋神社で、「稲積神社(いなづみじんじゃ)」、「稲積さん」とも呼ばれている。 当初は山頂にあったのを1600年頃に、山の中腹に移し、さらに1760年頃に山麓に移したが、里人はその祟りをおそれて1831年に山頂の旧地に再び本殿を造営した。

祭神 編集

社殿 編集

本宮

麓の県道から約6kmの林道が平成21年に神社まで開通し、駐車場から残り150mの徒歩で到着する。また、昔ながらの下の宮から中の宮を経由する17丁の登拝道もある。石段の下の真ん中にゆるぎ岩がある。また、北側の仁尾方面を見る展望所があり、瀬戸内海を一望できる。

中の宮

下宮から10丁石を越えたあたりで本宮との中間にあるが、今は鳥居と石の祠があるのみである。

下宮

観音寺市高屋町2730。本宮(上宮)まで17丁で、社殿の裏に御本殿遥拝の鳥居がある。春には、ちょうさ(太鼓台)祭りが行われる。 無料の大駐車場あり。下宮から中稲積の石柱門までの参道は桜並木で、ここまで車であがることができる。

脚注 編集

  1. ^ 下宮の現地看板より

関連項目 編集