鵜飼るみ子

日本の女性声優

鵜飼 るみ子(うかい るみこ、1955年5月24日[2][6][7] - )は、日本女性声優福岡県出身[3]東京都育ち[2]81プロデュース所属[3]

うかい るみこ
鵜飼 るみ子
プロフィール
本名 鵜飼 るみ子[1][2]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本福岡県[3][2]東京都[2]
生年月日 (1955-05-24) 1955年5月24日(68歳)
血液型 O型[4]
職業 声優
事務所 81プロデュース[3]
公式サイト 鵜飼るみ子 - 81プロデュースの公式サイト
公称サイズ(時期不明)[5]
身長 / 体重 153[1] cm / 40 kg
活動
活動期間 1970年代 -
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

経歴 編集

福岡県で生まれ、2歳の時に一家そろって東京都に転居[2]

学芸大学付属の小学校に入学し、担任教師が児童劇を書いたりしており、教師の芝居に出させてもらっていた[2]。担任教師が変わってからは芝居はしなくなったが、「芝居が面白いなあ」とは思っていたという[2]

宝塚歌劇団が好きであり、小学1年生の時に大阪府に住んでいたおじの所に行った際に偶然宝塚を見て「ワーッキレイ」と思ったという[2]。進学した中学校が女子校だったこともあり、宝塚熱に感化され、「将来やりたいなあ」と思っていたが、身長が足りず断念したという[2]

雙葉高等学校桐朋学園芸術短期大学卒業[1]

高校は、お嫁入りの肩書きのためだけに凄くいい学校へ進学するような雰囲気があり、「イヤだなあ」と思い、大学は自分の将来の仕事なり生き方を決定する場だと思っていたため、桐朋学園を教えられて「受けてみよう」と思ったという[2]。「もしここに受からなかったら、大学も芝居もあきらめよう」と思っていたが、合格したという[2]

以前は劇団青年座[4]いずみたくフォーリーズ(現:ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ[8]、オフィス央[8]に所属していた。

洋画での初アテレコは『死刑台のエレベーター[2]。初レギュラーは1979年、『機動戦士ガンダム』のフラウ・ボゥ役となる[4]。フラウの幼なじみのアムロ・レイが望みの叶わない相手と知ってハヤト・コバヤシへ気持ちを移していくあたり、「実際に、身近なところにいるような優しく、また、どこか哀しい女のコ」だとしつつ、「そうゆう女のコが大好き」と語っている[9]

人物 編集

声種ソプラノ[8]。ちょっとボーイッシュな若々しい声が印象的[4]

趣味・特技はピアノ[3]

姉がいる[2]

伝説巨神イデオン 発動篇 THE IDEON; Be INVOKED』にて、キッチ・キッチン役となるにあたり、発動篇の最初と最後に出てくるだけなので「これだけではどんな子かわからない、富野さんどうしてくれる」なんて感じだったと述べつつ、最後に魂のようになって話すシーンについて、とてもいい役をくれたと感激したこと、ここで登場させるために最初の方の出番があったのだ、と感想を述べている[10]

出演 編集

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ 編集

1975年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1994年
1995年
1998年
1999年
2000年
2001年
2003年
2004年
2007年
2008年
2010年
2011年

OVA 編集

1983年
1986年
1987年
1988年
1989年
1998年
2003年
  • あの山に登ろうよ(だましの岩B)
2010年
2011年

劇場アニメ 編集

1981年
1982年
1984年
1986年
1988年
1989年
2000年
  • 機動戦士ガンダム 特別版(フラウ・ボゥ)
  • 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 特別版(フラウ・ボゥ)
  • 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 特別版(フラウ・ボゥ)
2005年

ゲーム 編集

1990年
1995年
1998年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2007年
2008年
2009年
  • 機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V(フラウ・ボゥ)
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年

吹き替え 編集

海外映画 編集

海外ドラマ 編集

海外アニメ 編集

ラジオドラマ 編集

  • アドベンチャーロード「渇きの海」(NHK-FM)

CDドラマ 編集

ボイスオーバー 編集

テレビドラマ 編集

その他コンテンツ 編集

脚注 編集

シリーズ一覧

  1. ^ 『F』(2000年)、『F.I.F』(2001年)、『NEO』(2002年)、『SEED』(2004年)、『SPIRITS』(2007年)、『WARS』(2009年)、『3D』(2011年)、『GENESIS』(2016年)

出典 編集

  1. ^ a b c 『日本タレント名鑑(2002年版)』VIPタイムズ社、2002年4月30日、538頁。ISBN 978-4-9901242-0-5 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 「声優インタビュー 鵜飼るみ子さんの巻」『月刊OUT』1982年8月号、みのり書房、1982年8月1日、99-104頁。 
  3. ^ a b c d e 鵜飼 るみ子 - (あ行):株式会社81プロデュース‐声優プロダクション”. 2023年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月16日閲覧。
  4. ^ a b c d 小川びい『こだわり声優事典'97』徳間書店〈ロマンアルバム〉、1997年3月10日、22頁。ISBN 4-19-720012-9 
  5. ^ 『日本タレント名鑑(1997年版)』VIPタイムズ社、1997年、496頁。 
  6. ^ 『芸能手帳タレント名簿録Vol.33('98〜'99)』連合通信社・音楽専科社、1998年、37頁。 
  7. ^ “鵜飼るみ子”. Excite News. エキサイト株式会社. https://www.excite.co.jp/news/dictionary/person/PE7652f788dc1542b94bab93fed96aa8a524d4f231/ 2021年2月13日閲覧。 
  8. ^ a b c 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、72頁。 
  9. ^ a b c ロマンアルバムTVガンダム 1983, p. 186.
  10. ^ a b c ロマンアルバム映画 1982, p. 151.
  11. ^ STAFF & CAST”. 機動戦士ガンダム公式Web. サンライズ. 2022年10月1日閲覧。
  12. ^ 愛の学校クオレ物語”. 日本アニメーション. 2016年8月2日閲覧。
  13. ^ 百獣王ゴライオン”. メディア芸術データベース. 2023年1月11日閲覧。
  14. ^ 六神合体ゴッドマーズ”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2023年4月18日閲覧。
  15. ^ プロゴルファー猿”. メディア芸術データベース. 2016年10月1日閲覧。
  16. ^ 銀河探査2100年 ボーダープラネット”. 手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL. 2024年2月9日閲覧。
  17. ^ スタッフ情報”. チンプイ★シンエイ動画オフィシャルサイト. シンエイ動画. 2024年1月14日閲覧。
  18. ^ CHARACTER”. アニメ「BRIGADOON まりんとメラン」公式サイト. サンライズ. 2024年4月14日閲覧。
  19. ^ キャスト”. 「地獄少女」アニメ版公式ページ. 2024年4月15日閲覧。
  20. ^ 六神合体ゴッドマーズ 十七歳の伝説”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2023年4月18日閲覧。
  21. ^ 六神合体ゴッドマーズ”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2023年4月18日閲覧。
  22. ^ 『電撃PlayStationG2』メディアワークス、1996年5月10日、139頁。 
  23. ^ 大いなる眠り[吹]金曜ロードショー版”. スターチャンネル. 2023年7月9日閲覧。

参考文献 編集

  • 尾形英夫 編『伝説巨神イデオン 接触篇 発動篇』徳間書店〈ロマンアルバム・エクストラ(51)〉、1982年。雑誌 61577-68。 
  • 尾形英夫 編『機動戦士ガンダム』徳間書店〈ロマンアルバム・エクストラ(53)〉、1980年7月30日。雑誌 61577-46。 

外部リンク 編集