鶏肉のレモン漬け(とりにくのレモンづけ)は、鶏肉から揚げ醤油三温糖レモン汁などから作るたれに漬け込んだもの。兵庫県赤穂市発祥の料理。

概要 編集

鶏肉のレモン漬けは、片栗粉をまぶして作った鶏のから揚げに濃口しょうゆと三温糖、レモン果汁のたれを絡めた料理。発祥は、1981年12月の兵庫県赤穂市の学校給食メニューである。小学生の人気メニューであり、2019年現在、赤穂市のほか上郡町小野市新温泉町など近隣の学校給食にも採用されている。単純な料理ではあるが、大鍋で大量に調理する学校給食という性格上、赤穂市が公開しているレシピ通りに作っても家庭では再現することは難しいとされてきた[1]。このことに着目した市内の製塩化学品メーカーである赤穂化成は、2019年に「鶏肉のレモン漬けのたれ」を商品化して販売を開始。家庭でも給食の味が再現できることとなった[2][3]

脚注 編集

  1. ^ 給食センター監修「鶏肉のレモン漬け」たれ新発売”. 赤穂民報 (2019年10月5日). 2020年1月21日閲覧。
  2. ^ 「鶏肉のレモン漬けのたれ」全国販売へ 学校給食1番人気を基に開発”. 神戸新聞NEXT (2020年1月19日). 2020年1月21日閲覧。
  3. ^ 赤穂化成 商品案内

関連項目 編集

外部リンク 編集