鷹巣中央公園(たかのすちゅうおうこうえん)とは、秋田県北秋田市脇神にある都市公園である。

鷹巣中央公園
北側の丘から望む赤い風青橋地図
分類 都市公園
所在地
座標 北緯40度12分54秒 東経140度22分48秒 / 北緯40.21500度 東経140.38000度 / 40.21500; 140.38000座標: 北緯40度12分54秒 東経140度22分48秒 / 北緯40.21500度 東経140.38000度 / 40.21500; 140.38000
面積 23.5ha
設備・遊具 トリムランニングコース、キャンプ場、野球場、テニスコート
アクセス 鷹巣ICより車で5分
公式サイト 北秋田市HP
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概要 編集

 
浮島のアカマツと風青橋

鷹巣中央公園はかつて、「堂ケ岱堤」と言われた農業用貯水池で、魚釣場やジュンサイの採取場として知られていた。昭和27年、秋田魁新報社のハガキ投票で「観光秋田三十景」に入選[2][3] してから観光地として有名になった。昭和28年より環境整備を始め、昭和29年5月に国の認可が下りて「鷹巣中央公園」が誕生した。

ツツジアジサイ、紅葉、雪景色など年間を通して自然の景色を楽しめ、なかでも桜は、ソメイヨシノを中心に約800本が咲き、桜まつり期間中は夜間ライトアップされ、桜並木が水辺空間と一体になって湖面に映える。堤北側の丘から望む「浮島」のアカマツと、背景にある赤い「風青橋」が公園のシンボルとなっている。

へら鮒釣りの名所で、マブナコイも生息している。沼の周囲にトリムランニングコースがあり、景色を楽しみながらのジョギングもできる。また、野球場やテニスコートも整備されている。

沿革 編集

  • 1952年(昭和27年)6月20日 - 沢口会(鷹巣町在住沢口村出身者の会)が観光秋田三十景に「鷹巣中央公園」の名称で応募、26位で入選。
  • 1954年(昭和29年)5月13日 - 国の認可により「鷹巣中央公園」が誕生。
  • 1956年(昭和31年)- 合併後の新鷹巣町議会で都市公園として決議。    
  • 1957年(昭和32年)- 風青橋、児童遊園地完成。
  • 1973年(昭和48年)- 中の島キャンプ場、老人憩の家「青葉荘」完成。
  • 1975年(昭和50年)- 野球場完成。
  • 1977年(昭和52年)6月15日 - 新観光秋田三十景に11位で入選 。
  • 1978年(昭和53年度)- テニスコート4面完成。
  • 1980年(昭和55年度)- トリムランニングコース完成。
  • 2017年(平成29年度)- 野球場リニューアル[4]

施設 編集

  • 野球場
  • キャンプ場
  • テニスコート(6面)
  • トリムランニングコース

イベント 編集

  • 桜まつり 4月下旬~5月上旬

アクセス 編集

参考文献 編集

  • 鷹巣町史 第二巻

脚注 編集

  1. ^ 北秋田市都市公園条例 平成17年3月22日条例第200号
  2. ^ 鷹巣中央公園桜まつり 北秋田市
  3. ^ 第26位(三万五千六十三票)であった
  4. ^ 中央公園野球場リニューアル”. 北秋田市. 2018年4月11日閲覧。

外部リンク 編集