鹿島家(かしまけ[1])は、山階宮菊麿王の第4王子で臣籍降下した鹿島萩麿が創設した華族伯爵[2]

鹿島家
家祖 鹿島萩麿
山階宮菊麿王第4王子)
種別 華族伯爵
主な根拠地 東京市麻布区三河台町
凡例 / Category:日本の氏族

歴史 編集

山階宮菊麿王の第4王子である萩麿は、昭和3年(1928年)7月に請願に依り臣籍降下して鹿島の家名を賜り[3]、7月20日に華族の伯爵に列せられた[4]。萩麿は海軍大尉まで昇進した海軍将校だったが、昭和7年8月26日に死去[3]

昭和8年3月28日に島津忠重公爵の次男晃久が萩麿の跡を継承した[3][5]。彼も海軍技術大尉まで昇進した海軍将校で、島津興業社長などを務めた[3][2]。また薩摩の古写真の研究でも知られた[2]

彼の代に鹿島伯爵家の住居は東京市麻布区三河台町にあった[6]

脚注 編集

出典 編集

参考文献 編集

  • 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成 上巻』霞会館、1996年(平成8年)。ISBN 978-4642036702 
  • 華族大鑑刊行会『華族大鑑』日本図書センター〈日本人物誌叢書7〉、1990年(平成2年)。ISBN 978-4820540342 
  • 小田部雄次『華族 近代日本貴族の虚像と実像』中央公論新社中公新書1836〉、2006年(平成18年)。ISBN 978-4121018366 
  • 森岡浩『日本名門・名家大辞典』東京堂出版、2012年(平成24年)。ISBN 978-4490108217 

関連項目 編集