黒箔(くろはく)とは、銀箔などを加工して黒く変色させたもの。

銀箔を酸化させる[1]、あるいはに鉄粉を混ぜて酸化させるなどして[2]加工したもので黒褐色に鈍く輝く。酸化による加工のためもろく、金箔などに比べ貼付が困難。絵画で使われることが多いが、漆器などでは金箔や銀箔を貼り付ける前の下塗り用、あるいは製本箔押しとしても使われる。

脚注 編集

  1. ^ 箔について簡単な説明
  2. ^ 漆の精製分類表”. 株式会社箕輪漆行. 2011年9月24日閲覧。