1954 FIFAワールドカップ・アジア予選

1954 FIFAワールドカップ・アジア予選(グループ13)は、アジア地区の1954 FIFAワールドカップ・予選である。本大会に出場できるのは1チームのみで、予選参加が認められたのは韓国日本中華民国の3チーム[1]。後に中華民国が辞退したため、韓国と日本の2チームで争われることになった[2]

当時の韓国大統領、李承晩が日本選手の入国を許可しなかったため、2試合とも東京明治神宮外苑競技場で行われた。韓国が第1戦を5-1で勝利した後、2戦目は引き分け、1勝1分でFIFAワールドカップ初出場を決めた[3]

試合結果 編集

アジア予選(グループ13)
順位 チーム 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 勝点
1   韓国 2 1 1 0 7 3 +4 3
2   日本 2 0 1 1 3 7 –4 1
  中華民国

第1戦 編集

  日本1–5  韓国
長沼健   16分 Chung Nam-sik   22分83分
Choi Kwang Suk   34分
崔貞敏   68分87分
主審: ハラン (香港)

第2戦 編集

  韓国2–2  日本
Chung Nam-sik   24分
崔貞敏   43分
岩谷俊夫   17分61分
主審: ハラン (香港)

  韓国が本大会出場権を獲得。

出典 編集

外部リンク 編集