1961年のラジオ (日本)では、1961年日本ラジオ番組、その他ラジオ界の動向について記す。

主な番組関連の出来事 編集

  • 1月1日 - NHK、ラジオ第1(左チャンネル)と第2(右チャンネル)のモノラル2波を使った立体(ステレオ)放送での初の新春特別番組として、「新春ステレオホール」を放送[注 1][1]
  • 5月3日 - NHK、ラジオ第1・第2の立体(ステレオ)放送で、ベートーヴェン作曲 交響曲第9番「合唱」を、立体放送としては初めての全楽章(全曲)放送を、特別番組「ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団立体コンサート」として放送[注 2][2]

主なその他ラジオ関連の出来事 編集

商号変更 編集

節目 編集

番組周年・記念回 編集

開局周年 編集

特別番組 編集

1月放送 編集

  • 1日 - 立体(ステレオ)放送 「新春ステレオホール」(NHKラジオ第1・第2)[注 1][1]

5月放送 編集

  • 3日 - 立体(ステレオ)放送 「ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団立体コンサート」ベートーヴェン作曲 交響曲第9番「合唱」(全曲)(NHKラジオ第1・第2)[注 2][2]

開始番組 編集

1961年2月放送開始 編集

東京放送

1961年4月放送開始 編集

NHKラジオ

NHKラジオ第2

1961年9月放送開始 編集

大阪放送

1961年10月放送開始 編集

NHKラジオ第1

  • 2日
    • 朝のおくりもの[5]
    • キャンデーの冒険[5]

1961年11月放送開始 編集

ニッポン放送

終了番組 編集

1961年2月放送終了 編集

文化放送

1961年3月放送終了 編集

NHKラジオ第1

1961年7月放送終了 編集

朝日放送

注釈 編集

  1. ^ a b 3部構成となっており、第1部はクラシック音楽で、ヴィルヘルム・シュヒター指揮、NHK交響楽団の演奏による、レスピーギ作曲 交響詩「ローマの松」。第2部は、楠トシエの独演による、「ステレオ・マンガ」(作:保富康午、音楽:富田勲)。丑年にちなむ楽しい話題を基にコント風に構成し、珍しい音でつづる。 第3部はジャズで、三保敬太郎作曲「立体放送のための新作ジャズ組曲」。三拍子、五拍子、七拍子の変わった作品で、渡辺貞夫宮沢昭を始めとするジャズ・メンや大小のジャズ楽団に、クラシックの弦楽四重奏も加わるという作品。
  2. ^ a b この公演は、同年5月5日に、NHK教育テレビでも放送された。ちなみに、この時の指揮は、フランツ・コンヴィチュニーであった。

脚注 編集

  1. ^ a b 朝日新聞 1962年1月1日 朝刊 P.5 1月1日ラジオ番組表 及び 番組紹介欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  2. ^ a b 朝日新聞 1961年5月3日 朝刊 P.5 番組表 及び 番組紹介欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  3. ^ 朝日新聞 1961年4月7日 朝刊P.5 テレビ・ラジオ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  4. ^ 日本放送協会 編『NHK年鑑1962No.2日本放送出版協会、1962年9月1日、73頁。NDLJP:2474358/58https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2474358 
  5. ^ a b 「NHKニュース」『放送教育』第16巻第7号、日本放送教育協会、1961年10月1日、80頁、NDLJP:2341206/80 
  6. ^ 朝日新聞 1961年2月26日 朝刊P.5 ラジオ・テレビ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  7. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'62』日本放送出版協会、1962年、133頁。 

参考文献 編集