1967年オーストラリア選手権 (テニス)

1967年 オーストラリア選手権(1967ねんオーストラリアせんしゅけん、1967 Australian Championships)に関する記事。オーストラリアアデレード市内にある「メモリアル・ドライブ・テニスクラブ」にて開催。

概要 編集

  • ロイ・エマーソンが4大大会11回目の優勝を果たし、ビル・チルデンの記録を抜きグランドスラム最多優勝記録を更新した。
  • 男子シングルスは「59名」の選手による6回戦制で行われた。シード選手は16名。第1・第2シードを含む5名の選手に「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があり、他の14名のシード選手は1回戦から出場した。
  • 女子シングルスは「40名」の選手による6回戦制で行われた。8名の選手を絞り落とすため、1回戦として8試合を実施し、他の24名は2回戦から出場した。
  • 女子のシード選手は、第1-第4シードまで2人ずつ割り当てる変則的な方式で、第5-第8シードは1人ずつであったため、総計12名となる。2人の第2シード(ロージー・カザルスケリー・メルビル)だけが1回戦から出場した。

シード選手 編集

男子シングルス 編集

  1.   ロイ・エマーソン (優勝、5年連続6度目)
  2.   アーサー・アッシュ (準優勝)
  3.   ジョン・ニューカム (ベスト4)
  4.   クリフ・リッチー (ベスト8)
  5.   トニー・ローチ (ベスト4)
  6.   マーク・コックス (ベスト8)
  7.   オーウェン・デビッドソン (ベスト8)
  8.   グラハム・スティルウェル (3回戦)
  9.   ビル・ボウリー (ベスト8)
  10.   ジム・マクマヌス (3回戦)
  11.   レイ・ラッフェルズ (3回戦)
  12.   パトリック・ホンベルゲン (2回戦)
  13.   バリー・フィリップス・ムーア (3回戦)
  14.   ジェームズ・オズボーン (3回戦)
  15.   ウィル・コグラン (3回戦)
  16.   デール・パワー (2回戦)

女子シングルス 編集

大会経過 編集

男子シングルス 編集

準々決勝

準決勝

女子シングルス 編集

準々決勝

準決勝

決勝戦の結果 編集

外部リンク 編集

  • 抽選表・シード選手:男子女子 (男子はGrand Slam Tennis Archive、女子はTennisForum.com提供スレッドによる)

参考文献 編集

  • Our Open - 100 years of Australia's Grand Slam” (我らのオープン-オーストラリア・グランドスラムの100年史) News Custom Publishing, Victoria, Australia (2004) ISBN 1-876176-60-1
  • Bruce Matthews, “Game, Set and Glory: A History of the Australian Tennis Championships” (ゲーム・セット・栄冠-オーストラリア・テニス選手権の歴史) The Five Mile Press, Victoria, Australia (1985) ISBN 0-86788-078-3
先代
1966年全米選手権 (テニス)
テニス4大大会
1966年 - 1967年
次代
1967年全仏選手権 (テニス)
先代
1966年オーストラリア選手権 (テニス)
全豪オープン
1967年
次代
1968年オーストラリア選手権 (テニス)