1 ニューヨーク・プラザ
1 ニューヨーク・プラザ（1 New York Plaza）は、ニューヨーク市、サウス・ストリートとホワイトホール・ストリートの交差点にあるオフィスビルであり、1969年に建造された。ビルは、マンハッタン南端の超高層ビルである。
| ワン・ニューヨーク・プラザ | |
|---|---|
 東・南側 | |
 | |
| 概要 | |
| 現状 | 完成 |
| 用途 | オフィス |
| 所在地 | アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク郡 |
| 座標 | 北緯40度42分08秒 西経74度00分42秒 / 北緯40.70214度 西経74.01175度座標: 北緯40度42分08秒 西経74度00分42秒 / 北緯40.70214度 西経74.01175度 |
| 着工 | 1967 |
| 完成 | 1969 |
| 開業 | 1970 |
| 所有者 | ブルックフィールド・オフィス・プロパティ |
| 高さ | |
| 屋上 | 640 ft (195 m) |
| 技術的詳細 | |
| 階数 | 50 |
| 床面積 | 2,587,000 sq ft (240,300 m2) |
| エレベーター数 | 45 |
| 設計・建設 | |
| 建築家 | カン・アンド・ヤコブ、レスケーズ・アンド・アソシエイト |
| 開発業者 | アトラス＝マクグラス |
| 構造技術者 | アーロン・ガーフィンケル・アンド・アソシエイト |
| 主要建設者 | ジョージ・A・フラー・カンパニー |
歴史 編集
1959年、ニューヨーク市が、バッテリー・パーク都市再開発地域の一部として、収用権により、この土地を手に入れることを試みた。ニューヨーク証券取引所を再配置する計画が失敗した際、この計画には、公営住宅用の「スーパーブロック」に、いくつかのブロックを統合することを含んでいた。しかしながら、土地の所有者 — アトラス・マクグラス — は、彼らが開発するのは自発的ではないと主張して、土地を保持するために訴えた[1]。
ビルは、高さ640フィート（195 m）、50階建て。ウィリアム・レスケーズ・アンド・アソックス、カン・アンド・ヤコブによって設計された。
ファサードは、ネビオ・マッギオラによって設計され、内側に窓を隠した「人混み」式に似た箱で構成され、建設時には、ポピュラーな熱の一種により活性化されたエレベーター・ボタンに似たアルミニウムで覆われた壁の要素でつくられた。
1970年8月5日、火事が発生し、2人が死亡、35人が負傷した。軽くタッチする暖かい指に反応するようにつくられたエレベーターの呼び出しボタンの1つが、火事の熱に反応し、エレベーターがその階に「呼び出された」ため、死者が発生した[2]。
ビルは1994年に修繕され、暗い黒/灰色の配色から明るい白/明るい灰色に塗装し直された。今日、ワン・ニューヨーク・プラザは、マンハッタンの南端に建つ超高層ビルであり、ロウアー・マンハッタンで有名なビルの1つとして建っている。
著名なワン・ニューヨーク・プラザの入居者には、全盛期のソロモン・ブラザーズ、ゴールドマン・サックス[3]、フリード、フランク、ハリス、シュリバー・アンド・ヤコブソン[3]、及びモルガン・スタンレー[4]が含まれる。
蒸気管爆発 編集
ワン・ニューヨーク・プラザの空気調整冷却器は、コン・エドのニューヨーク市蒸気システムに依存している[5]。2001年8月11日、地下室の蒸気タービンが故障し、これにより爆発が引き起こされ、その日のゴールドマンのNASDAQ活動を中断させた[3]。
関連項目 編集
出典 編集
- ^ ONE NEW YORK PLAZA. (September 15, 2010). New York Architecture. Retrieved September 15, 2010 from http://www.nyc-architecture.com/LM/LM024-ONENEWYORKPLAZA.htm
- ^ http://911research.wtc7.net/cache/wtc/analysis/compare/NYTimes_reportechoes.htm
- ^ a b c “Burst Pipes Halt Goldman's Nasdaq Trading”. Fox News.com. (2001年8月13日)
- ^ “Morgan Stanley to Move 2,300 Employees Downtown”. LowerManhattan.info. (2005年)
- ^ “One New York Plaza Building Specifications” (PDF). Brookfield Properties. 2011年3月29日閲覧。