2012年ロンドンオリンピックのサッカー競技・オセアニア予選

2012年ロンドンオリンピックのサッカー競技オセアニア予選は、オセアニアサッカー連盟(OFC)所属の各チームにより競われる。出場枠は男子1、女子1[1]

男子 編集

7チームが参加する。

予選は集中日程で、全試合ニュージーランドタウポオーウェン・デラニー・パーク英語版で開催される。2組に分かれてのグループリーグおよび、各組上位2チームによる決勝トーナメントが行われ、勝ち残ったチームが出場権を得る。[2]

グループステージ 編集

グループステージの最終節は3月20日の開催が予定されていたものの、暴風のため3月21日に延期された[3]

グループA 編集

チーム 勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点差
  フィジー 9 3 3 0 0 11 2 +9
  バヌアツ 6 3 2 0 1 10 2 +8
  ソロモン諸島 3 3 1 0 2 16 4 +12
  アメリカ領サモア 0 3 0 0 3 2 31 -29







グループB 編集

チーム 勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点差
  ニュージーランド 6 2 2 0 0 11 0 +11
  パプアニューギニア 3 2 1 0 1 3 1 +2
  トンガ 0 2 0 0 2 0 13 -13




決勝トーナメント 編集

当初は準決勝を3月22日、3位決定戦・決勝を3月24日に実施する予定であったものの、グループステージ開催の延期に合わせ、決勝トーナメントの試合も1日ずつ延期となった[4]

準決勝 決勝
           
3月23日    
   フィジー 3
   パプアニューギニア 0  
  3月25日
   フィジー 0
     ニュージーランド 1
 
3位決定戦
3月23日 3月25日
   ニュージーランド 3    パプアニューギニア 0
   バヌアツ 2      バヌアツ 1

準決勝 編集




3位決定戦 編集



決勝 編集



ニュージーランドが本大会出場権を獲得。

女子 編集

5チームが参加する。予選方式は以下の通り[2]

1次予選
ニュージーランドは1次予選を免除される。残る4チームが総当たり戦および順位決定戦(総当たり戦の1位対2位、3位対4位で対戦)を行い、1位のチームが最終予選に進出する。
最終予選
1次予選突破チームと、1次予選免除のニュージーランドがホーム・アンド・アウェー方式で対戦する。勝者が本大会出場権を得る。

1次予選 編集

全試合Lota-Tonga Centre(トンガトンガタプ島)で開催。

総当たりラウンド 編集

チーム 勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点差
  パプアニューギニア 9 3 3 0 0 20 3 +17
  トンガ 6 3 2 0 1 11 5 +6
  サモア 3 3 1 0 2 7 16 -9
  バヌアツ 0 3 0 0 3 6 20 -14







3位決定戦 編集



決勝 編集



パプアニューギニアが最終予選進出。

最終予選 編集

開催日・会場は以下の通り[5]




ニュージーランドが本大会出場権を獲得。

出典 編集

  1. ^ Regulations of the Olympic Football Tournaments London 2012” (英語). 国際サッカー連盟. 2012年2月26日閲覧。
  2. ^ a b Path to London unveiled”. オセアニアサッカー連盟 (2012年2月17日). 2012年2月26日閲覧。
  3. ^ Day three matches postponed”. オセアニアサッカー連盟 (2012年3月20日). 2012年3月20日閲覧。
  4. ^ Revised schedule for knock-out stage”. オセアニアサッカー連盟 (2012年3月20日). 2012年3月20日閲覧。
  5. ^ Football Ferns jet in for Olympic qualifier”. ニュージーランドフットボール (2012年3月29日). 2012年3月30日閲覧。