2015年ベルギーグランプリ

2015年ベルギーグランプリは、2015年のF1世界選手権第11戦として、2015年8月23日スパ・フランコルシャンで開催された。

ベルギーの旗 2015年ベルギーグランプリ
レース詳細
日程 2015年シーズン第11戦
決勝開催日 8月23日
開催地 スパ・フランコルシャン
ベルギー スパ
コース長 7.004km
レース距離 43周(301.048km)
決勝日天候 晴れ
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:47.197
ファステストラップ
ドライバー ドイツの旗 ニコ・ロズベルグ
タイム 1:52.416(Lap 34)
決勝順位
優勝
2位
3位

予選 編集

ルイス・ハミルトンが6戦連続となるポールポジションを獲得した。

結果 編集

Pos. No. ドライバー コンストラクター Q1 Q2 Q3 Grid
1 44   ルイス・ハミルトン メルセデス 1:48.908 1:48.024 1:47.197 1
2 6   ニコ・ロズベルグ メルセデス 1:48.923 1:47.955 1:47.655 2
3 77   バルテッリ・ボッタス ウィリアムズメルセデス 1:49.026 1:49.044 1:48.537 3
4 8   ロマン・グロージャン ロータスメルセデス 1:49.353 1:48.981 1:48.561 91
5 11   セルジオ・ペレス フォースインディアメルセデス 1:49.006 1:48.792 1:48.599 4
6 3   ダニエル・リカルド レッドブルルノー 1:49.664 1:49.042 1:48.639 5
7 19   フェリペ・マッサ ウィリアムズメルセデス 1:49.688 1:48.806 1:48.685 6
8 13   パストール・マルドナド ロータスメルセデス 1:49.568 1:48.956 1:48.754 7
9 5   セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:49.264 1:48.761 1:48.825 8
10 55   カルロス・サインツ トロロッソルノー 1:49.109 1:49.065 1:49.771 10
11 27   ニコ・ヒュルケンベルグ フォースインディアメルセデス 1:49.499 1:49.121 11
12 26   ダニール・クビアト レッドブルルノー 1:49.469 1:49.228 12
13 9   マーカス・エリクソン ザウバーフェラーリ 1:49.523 1:49.586 13
14 7   キミ・ライコネン フェラーリ 1:49.288 No time 162
15 33   マックス・フェルスタッペン トロロッソルノー 1:49.831 No time 183
16 12   フェリペ・ナッセ ザウバーフェラーリ 1:49.952 14
17 22   ジェンソン・バトン マクラーレンホンダ 1:50.978 194
18 14   フェルナンド・アロンソ マクラーレンホンダ 1:51.420 205
19 28   ウィル・スティーブンス マルシャフェラーリ 1:52.948 15
20 98   ロベルト・メリ マルシャフェラーリ 1:53.099 17
107% time: 1:56.531
ソース[1]
追記

前戦ハンガリーGPより、グリッド降格ペナルティを全て消化しきれなかった場合は最大でも最後尾グリッドへの降格と変更されたが[2]、初めてこの規定が適用された。

  • ^1ロマン・グロージャンは、土曜フリー走行の前にギアボックスを交換したため5グリッド降格ペナルティが科された[3]
  • ^2キミ・ライコネンは、決勝レース前にギアボックスを交換したため5グリッド降格ペナルティが科されたが、他車のペナルティにより16番グリッドまでの降格となる[4]
  • ^3マックス・フェルスタッペンは、6基目のエンジンに交換したため10グリッド降格ペナルティが科されたが、他車のペナルティ及び規定により18番グリッドまでの降格となる[5]
  • ^4ジェンソン・バトンは、2回のパワーユニット交換(1回目は8基目のターボチャージャー、7基目のMGU-H、エンジン、MGU-Kにそれぞれ交換。2回目は9基目のターボチャージャーとMGU-H、8基目のMGU-Kにそれぞれ交換)により50グリッド降格ペナルティが科されたが、フェルナンド・アロンソのペナルティ及び規定により19番グリッドまでの降格となる[6][7]
  • ^5フェルナンド・アロンソは、2回のパワーユニット交換(1回目は7基目のエンジン、ターボチャージャー、MGU-H、6基目のMGU-Kと制御エレクトロニクスにそれぞれ交換。2回目は8基目のターボチャージャーと7基目のMGU-Kにそれぞれ交換)により55グリッド降格ペナルティが科されたが、規定により最後尾グリッドへ降格[6][7]

決勝 編集

このレースからドライバーエイドの規制が強化され、スタートの手順が変更された[8]。5番グリッドから好スタートを切ったセルジオ・ペレスポールポジションルイス・ハミルトンに並びかけたが、2番グリッドのニコ・ロズベルグはクラッチが機能しなかったためスタートに失敗しポジションを落とした[9]

結果 編集

Pos. No. ドライバー コンストラクター 周回数 タイム/リタイア Grid Pts.
1 44   ルイス・ハミルトン メルセデス 43 1:23:40.387 1 25
2 6   ニコ・ロズベルグ メルセデス 43 +2.058 2 18
3 8   ロマン・グロージャン ロータスメルセデス 43 +37.988 9 15
4 26   ダニール・クビアト レッドブルルノー 43 +45.692 12 12
5 11   セルジオ・ペレス フォースインディアメルセデス 43 +53.997 4 10
6 19   フェリペ・マッサ ウィリアムズメルセデス 43 +55.283 6 8
7 7   キミ・ライコネン フェラーリ 43 +55.703 16 6
8 33   マックス・フェルスタッペン トロロッソルノー 43 +56.076 18 4
9 77   バルテッリ・ボッタス ウィリアムズメルセデス 43 +1:01.040 3 2
10 9   マーカス・エリクソン ザウバーフェラーリ 43 +1:31.234 13 1
11 12   フェリペ・ナッセ ザウバーフェラーリ 43 +1:42.311 14
121 5   セバスチャン・ベッテル フェラーリ 42 タイヤ・バースト 8
13 14   フェルナンド・アロンソ マクラーレンホンダ 42 +1 Lap 20
14 22   ジェンソン・バトン マクラーレンホンダ 42 +1 Lap 19
15 98   ロベルト・メリ マルシャフェラーリ 42 +1 Lap 17
16 28   ウィル・スティーブンス マルシャフェラーリ 42 +1 Lap 15
Ret 55   カルロス・サインツ トロロッソルノー 32 エンジン 10
Ret 3   ダニエル・リカルド レッドブルルノー 19 電気系統 5
Ret 13   パストール・マルドナド ロータスメルセデス 2 駆動系 7
DNS 27   ニコ・ヒュルケンベルグ フォースインディアメルセデス 0 パワーロス 11
ソース[10]
ファステストラップ
ラップリーダー
追記

フォーメーションラップでニコ・ヒュルケンベルグがパワーロスのためスターティンググリッドから動けず、エクストラフォーメーションラップが行われた。これにより当初予定の44周から43周に変更された[11]

第11戦終了時点でのランキング 編集

  • :ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。

脚注 編集

  1. ^ Qualifying(2015 FORMULA 1 SHELL BELGIAN GRAND PRIX)”. The Official F1 Website (2015年8月22日). 2015年8月24日閲覧。
  2. ^ “ホンダ、次のPUでは降格なし。新規則の特別措置”. AUTOSPORTweb. (2015年7月22日). https://www.as-web.jp/past/%e3%83%9b%e3%83%b3%e3%83%80%e3%80%81%e6%ac%a1%e3%81%aepu%e3%81%a7%e3%81%af%e9%99%8d%e6%a0%bc%e3%81%aa%e3%81%97%e3%80%82%e6%96%b0%e8%a6%8f%e5%89%87%e3%81%ae%e7%89%b9%e5%88%a5%e6%8e%aa%e7%bd%ae 2015年8月24日閲覧。 
  3. ^ グリッド降格も予選結果を喜ぶグロージャン”. ESPN F1 (2015年8月23日). 2015年8月24日閲覧。
  4. ^ ライコネンがギアボックス交換で降格”. ESPN F1 (2015年8月23日). 2015年8月24日閲覧。
  5. ^ マックス・フェルスタッペン、エンジン交換で10グリッド降格”. F1-Gate.com (2015年8月22日). 2015年8月24日閲覧。
  6. ^ a b マクラーレン・ホンダ、最後列からスタートへ / F1ベルギーGP”. F1-Gate.com (2015年8月22日). 2015年8月24日閲覧。
  7. ^ a b マクラーレン・ホンダ、合計105グリッド分のエンジン変更”. F1-Gate.com (2015年8月22日). 2015年8月24日閲覧。
  8. ^ “具体的なドライバーエイドの規制が判明”. ESPN F1. (2015年8月20日). http://ja.espnf1.com/f1/motorsport/story/205675.html 2015年8月24日閲覧。 
  9. ^ “ニコ・ロズベルグ、スタート失敗を反省”. F1-Gate.com. (2015年8月23日). http://f1-gate.com/rosberg/f1_28203.html 2015年8月24日閲覧。 
  10. ^ Race(2015 FORMULA 1 SHELL BELGIAN GRAND PRIX)”. The Official F1 Website (2015年8月23日). 2015年8月24日閲覧。
  11. ^ ハミルトン優勝! グロージャンが今季初表彰台”. ESPN F1 (2015年8月23日). 2015年8月24日閲覧。
前戦
2015年ハンガリーグランプリ
FIA F1世界選手権
2015年シーズン
次戦
2015年イタリアグランプリ
前回開催
2014年ベルギーグランプリ
  ベルギーグランプリ 次回開催
2016年ベルギーグランプリ