2016年リオデジャネイロオリンピックの水球競技・男子

2016年リオデジャネイロオリンピックの水球競技・男子(2016ねんリオデジャネイロオリンピックのすいきゅうきょうぎ だんし)は2016年8月6日から20日まで、予選を勝ち抜いた11カ国に加え、開催国のブラジルを加えた12カ国で実施された。

グループリーグ 編集

グループリーグの組み合わせ抽選は、2016年4月10日にFINAにより行われた[1]

グループA 編集

ギリシャ、ブラジル、セルビアが勝ち点6で並んだため、直接対決の結果(ギリシャ:1勝1分、ブラジル:1勝1敗、セルビア:1分1敗)により、順位が決定した。

1984年以来の出場となった日本は、ギリシャ戦では第3ピリオドまでリードを奪うなど善戦したが[2]、未勝利で大会を終えた。

チーム 出場権
1   ハンガリー 5 2 3 0 57 43 +14 7 準々決勝進出
2   ギリシャ 5 2 2 1 41 40 +1 6
3   ブラジル (H) 5 3 0 2 40 39 +1 6
4   セルビア 5 2 2 1 49 44 +5 6
5   オーストラリア 5 2 1 2 44 40 +4 5
6   日本 5 0 0 5 36 61 −25 0
出典: Rio2016
順位の決定基準: 1) 勝ち点 2) 直接対決の勝ち点 3) 直接対決の得失点差 4) 直接対決の得点数 5) 得失点差
(H) 開催地.

グループB 編集

クロアチアとイタリアが勝ち点6で並んだため、直接対決の結果により、順位が決定した。

チーム 出場権
1   スペイン 5 3 1 1 46 35 +11 7 準々決勝進出
2   クロアチア 5 3 0 2 37 37 0 6
3   イタリア 5 3 0 2 40 41 −1 6
4   モンテネグロ 5 2 1 2 36 32 +4 5
5   アメリカ合衆国 5 2 0 3 35 35 0 4
6   フランス 5 1 0 4 28 42 −14 2
出典: Rio2016
順位の決定基準: 1) 勝ち点 2) 直接対決の勝ち点 3) 直接対決の得失点差 4) 直接対決の得点数 5) 得失点差

決勝トーナメント 編集

セルビアはオリンピック初優勝(旧ユーゴスラビア時代には金メダルを3回獲得)を果たした。また、オリンピックに加え、直近の世界選手権ヨーロッパ選手権英語版ワールドカップワールドリーグをすべて制した初のチームとなった[3]

ハンガリーは唯一、グループリーグを無敗で通過したが、準々決勝でモンテネグロにペナルティースロー戦により敗れた。5-8位決定戦では連勝し5位となったため、通常の試合時間では大会を通じて無敗の成績を残した。

 
準々決勝準決勝決勝
 
          
 
8/16
 
 
  ハンガリー9 (2)
 
8/18
 
  モンテネグロ (pen.)9 (4)
 
  モンテネグロ8
 
8/16
 
  クロアチア12
 
  ブラジル6
 
8/20
 
  クロアチア10
 
  クロアチア7
 
8/16
 
  セルビア11
 
  ギリシャ5
 
8/18
 
  イタリア9
 
  イタリア8
 
8/16
 
  セルビア10 3位決定戦
 
  セルビア10
 
8/20
 
  スペイン7
 
  モンテネグロ10
 
 
  イタリア12
 
5–8位決定戦
 
5–8位決定予備戦5位決定戦
 
      
 
8/18
 
 
  ハンガリー13
 
8/20
 
  ブラジル4
 
  ハンガリー12
 
8/18
 
  ギリシャ10
 
  ギリシャ9
 
 
  スペイン7
 
7位決定戦
 
 
8/20
 
 
  ブラジル8
 
 
  スペイン9

脚注 編集

外部リンク 編集