2222年ピクニック』(2222ねんピクニック)は、チューリップ13枚目のアルバム1982年7月1日発売。

2222年ピクニック
チューリップスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル EXPRESS
JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
プロデュース 新田和長
チューリップ オリジナル・ アルバム 年表
THE 10th ODYSSEY
1981年
2222年ピクニック
1982年
Halo
1983年
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解説 編集

財津和夫宇宙志向及び、シンセサイザーコーラスを多用する第2期チューリップを代表するアルバムの一つである。冷戦環境問題も反映されており、この路線は次回作『Halo』でより強く打ち出されることとなった。

タイトル曲の『2222年ピクニック』は先行してシングルカットされる予定だったが、当初B面として制作された『We Can Fly』がスタッフの評判を得たことから没となり、『We Can Fly』がシングルとして4月1日にリリースされた。

発売当時のLPの歌詞カードには「平和な国の反戦歌」と題した財津のポエムが掲載されていた。CD化の際にこのポエムが掲載されたのは、1993年盤・2005年盤のみである。

収録曲 編集

[1]

SIDE 1 編集

  1. 美しい星
    • 作曲:財津和夫 編曲:チューリップ
    • Instrumentalで、2曲目の『2222年ピクニック』につながっている。
  2. 2222年ピクニック
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫
    • 2222年の未来を描いた曲だが、「空に浮かぶ巨大なオレンジ色」という不穏な歌詞が登場する。最後は安部俊幸のギターソロで締めくくられる。2022年のデビュー50周年ライブでも歌詞の順番を変えて演奏されている。
  3. 星をちりばめて
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫
  4. 心の中は白い画用紙
    • 作詞:財津和夫/作曲:姫野達也 編曲:チューリップ ボーカル:姫野達也
  5. 星のコラージュ
  6. 君の季節
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫

SIDE 2 編集

  1. VOLUME・10 FULL
  2. ホロスコープ・ラヴ
    • 作詞/作曲:安部俊幸 編曲:チューリップ ボーカル:姫野達也
  3. 生まれる星
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫
  4. アルバトロス
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫
    • アルバトロスはアホウドリのことであり、その姿から宇宙を着想し歌にしている。

クレジット 編集

PRODUCER: KAZUNAGA NITTA

DIRECTOR: KEIICHI YONEDA

ENGINEER: TAKESHI ITO, ATAUO FUJITA

ASSISTANT: HIROSHI SAITO

MANAGER: HIDEKI ASO, HIDEO SETO, SHOGO TANAKA

ALBUM DESIGN: TAKUYA ONO DESIGN OFFICE AKEMI ITO

ILLUSTRATION: TORU TAKEI

PHOTOGRAPHY: KENJI TAGUCHI

ALL SONGS WRITTEN, COMPOSED AND PERFORMED BY TULIP

RECORDED AT SOUND INN AND STUDIO TAKE ONE


EXECUTIVE MANAGEMENT BY Cricket

I dedicate this recoad to the first person who ate sea cucumber

脚注 編集

  1. ^ チューリップ/2222年ピクニック”. tower.jp. 2022年4月19日閲覧。

関連項目 編集